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活動報告

ワークショップ「ミャンマーのこそだてってどんなかんじ?」開催

 

 当財団は、2021年度より、社会福祉法人さぽうと21が運営する第三国定住難民児童生徒向け補習教室に対し、資金援助を行っています。本事業の大きな特徴として、子どもたちへの学習支援に加え、年に数回、保護者が参加するワークショップを開催しています。
 12月13日(土)には、「ミャンマーのこそだてってどんなかんじ?」と題したワークショップを実施しました。これまでのワークショップでは、日本の教育制度や高校進学をテーマに、専門講師の話を保護者が聞く形式が中心でしたが、今回は補習教室講師からの要望を受け、保護者自身がこれまでどのような環境で育ち、どのような価値観を持っているのかを知る機会としました。
 当日は、保護者が「先生」となり、ミャンマーにおける乳幼児期から学齢期までの子育てや、家族・地域ぐるみの子育てについて語っていただきました。普段は聞く立場であることの多い保護者の方々が、今回は積極的に日本語で発言する場面も見られ、会場には「へえ」「なるほど」といった関心の声や笑い声も響きました。

 

 

保護者からの主な回答をご紹介します。


Qミャンマーの乳児期の子育てはどんな?
・マレーシアでは紙おむつを使っていた。昔は布おむつだった。
・ミャンマーでは赤ちゃんを布でぐるぐる巻きにすることで足がまっすぐになると言われていた。
・あかちゃんのお風呂に保湿の為専用の葉(薬草のようなもの)を入れることがあった。
Q子ども時代の遊びはなんだった?
・おにごっこ、縄跳び、サッカー
・バナナの葉の中央の葉脈に切り目を入れて折り曲げ、それを手で一気に倒して大きな音をたてる遊び。その音が「銃」の音に似ているので、盛り上がった。
Q悪いことをしたとき、どのように注意する?(しかりかた・しつけ)
・自分の子どもには、兄弟姉妹でおもちゃを取り合った時などは年上の子どもには我慢をするように言う。下の子が生れると、上の子どもの気持ちが分かるようになる。
・自分の子どもが姉弟でけんかをした時は、それぞれの部屋に入るように言う。
Qおふろ、はみがき、手洗いはどうしてた?
・今はシャワーが主で1週間に一度は風呂桶に入っている。
・川で水浴びをしていた。(難民キャンプ地にて)
Qミャンマーでは親が面倒をみることが出来ない時は、どうする?
・一緒に住んでいる祖父母や近所に住む親類や知り合いが面倒をみる
・3歳から保育園があった
・育った地域には保育施設はなかった
Q:ミャンマーではお誕生日やお正月はお祝いをしていた?
・誕生日はもち米を炊いて胡麻やピーナツなどと和えたものを食べる
・自分の正確な誕生日は知らない。
・正月は地域のどの家に行って何を食べても良いことになっていた。
・お寺に行って僧の話を聞いたり、断食をする。
Q(余談として)日本の子育てで驚いたことは?
・ミャンマー人は比較的短気。すぐに手が出るが、日本の子ども達は手がでない。親も出さないことに驚いた。
・生後半年くらいで子どもを保育園に預けることがびっくりした。

 

 

積極的に話をする保護者たちと講師陣

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