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活動報告

予告 愛50号 特集記事を一部紹介

広報誌「愛」第50号(2027年2月発行予定)では、「多文化時代をどう生きるか―持続可能な共生社会の在り方」をテーマに掲げ、外部の専門家による示唆に富む寄稿文のほか、以下の2つの記事を予定しています。<
ひとつめは、私たちの身近に存在する差別の問題を取り上げ、「無意識に人を傷つけていませんか?―マイクロアグレッション*を知り、誰もが生きやすい共生社会を」と題した対談を企画しました。
「多様性」や「共生」という言葉が社会に広く浸透する一方で、偏見や差別は今なお私たちの身近に存在しています。外国人住民をはじめとするマイノリティに向けられた根拠のない誹謗中傷は、インターネット上だけでなく日常生活にも見られます。
記事では人権や偏見、差別、そして無意識のうちに相手を傷つけてしまうマイクロアグレッションについて、その背景や影響を、大東文化大学の渡辺教授と難民にルーツをもつ大学生2人が語り合い、互いの違いを尊重し合う社会を実現するために、私たち一人ひとりに何ができるのかを考えます。
*マイクロアグレッション=無意識の偏見や差別に基づく、日常的な否定的表現や態度


ふたつめの記事は、「難民の子どもたちとアイデンティティ」と題し、難民コミュニティが行う子ども世代への母語・母文化教育の取り組みを取材しました。
難民にルーツをもつ子どもたちの中には、幼少期の来日や、日本で出生、成長する中で、紛争や政治不安の影響もあり、自らのルーツについて学ぶ機会が限られてきた子どもたちがいます。
家では親が母語で話しかけられるが、子どもは日本語でしか返事をしない。親は思いを十分に伝えられず、子どもも親の経験や故郷の話を理解できない。「私はどこの人なの?」。日本で生まれ育ったある子どもは、そんな問いを抱えながら成長しています。
母語・母文化を学ぶことは、子どもたちが自分の背景を前向きに受け止め、自分自身を肯定し、日本社会の中で自分らしく未来を築いていくための土台でもあります。
自分のルーツを肯定的に受け止められる経験は、一人ひとりの子どもが「自分はここにいていい」「自分には帰る場所やつながりがある」と感じ、自分のルーツを誇りに思い、日本社会の中でも自分らしく生きていく力を育むことにつながります。そうした子どもたちの成長は、多様な文化を認め合う社会を築くことにもつながります。多文化の考え方をもつ子どもたちの存在は、日本社会が多文化共生に向けて変わっていくために、必要なことではないでしょうか。

 

先生と当事者の対談

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