難民コミュニティへの支援 支援実績
アジア福祉教育財団では、新型コロナウイルス感染症の影響受けて生活に困窮している難民や定住者の皆さんに対し、2020年度と2021年度の2回にわたり、民間の支援団体や定住難民コミュニティの自助団体等への資金援助を通じて、食糧や日用品を供与する支援を行いました。
第1回の支援
第1回の支援は2020年5月から9月にかけて行われました。11の支援団体・自助団体等から12件申請があり、財団事務局と担当理事によって厳正に審査した結果、6団体7件を承認しました。供与物品は、それぞれの支援・自助団体によって多少の差はありますが、概ね米、乾麺、缶詰、調味料、マスク、消毒用アルコールなどで、ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマーの難民コミュニティを中心に884世帯約1500人に供与されました。供与総額は11,294,400円になります。
支援実績
第2回の支援
第2回の支援は2021年4月から始まりました。聞き込み調査の結果、多くの難民コミュティではコロナ感染も発生していて、被害は昨年よりも深刻であることが判明したからです。財団では、4月末から5月末まで支援・自助団体の募集を行い、以下の9団体の申請を承認しています。支援総額は11,691,200円で、支援対象者は8月20日時点で約2,790名となりました。各団体による食料等の配布は6月から開始されました。
支援実績