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活動報告

2021年~2023年の活動

2021/4/26 =難民児童のための補習教室の開講と保護者説明会=

 4月19日、社会福祉法人さぽうと21と当財団により、千葉市高洲区に居住する第三国定住難民の児童のための補習教室である「高洲教室」が開講されました。当財団は、3月30日、この補習教室への資金援助契約に署名をしています。

 4月17日、開講に先立って保護者への説明会が行われ、児童16名と保護者10名が参加しました。

説明会では、さぽうと21の高橋敬子事務局長が挨拶し、「アジア福祉教育財団の資金援助によって、この「高洲教室」を開講することができました。皆さんと共に楽しい学びの場にしたいと思います」と述べられました。

 続いて、当財団の安細和彦理事長補佐が、「この教室に参加する子供たちを歓迎すると共に、子供たちの希望を汲んで参加を決められた保護者の皆さんに敬意を表します。子供たちが教室での勉強を無事に終えることができるよう、しっかり見守ってください。また、毎月1回、保護者との相談会も開きますので、どうぞご参加ください」と述べました。

 参加した保護者の皆さんは、「高洲教室」についての説明を熱心に聞いておられ、この補習教室の開講を歓迎し、期待していることが感じられました。

 説明会の終わりには、当財団の藤原理事長より児童一人ひとりにプレゼントが贈られました。

 

2021/10/28 =第三国定住難民児童の補習教室視察=

 

   意見交換を終えて(於:「楽校」教室にて)

                                     (左から安細理事長補佐、藤原理事長、さぽうと21高橋理事長、同神保講師、同竹内事業担当) 

 

 日本政府は2010年度より第三国定住難民を受入れていますが、日本語の壁もあり、第三国定住難民児童、生徒は、定住地で通う小・中学校での学習に困難を抱えるケースが少なくありません。こうした現状に対応するため、アジア福祉教育財団は、2020年度の事前調査を経て、今年度、(社福)さぽうと21に資金援助を行い、千葉市内で第三国定住難民児童、生徒を対象とした補習教室を実施しています。同教室は、児童によって「楽校」と命名され、親しまれています。

 そして、永らく続いた緊急事態宣言が解除されたこともあり、10月11日には、当財団藤原正寛理事長が、同教室の視察を行いました。当日は、主に6年生の学習日であり、講師及び学生ボランティアの方々が、来室した児童を個別に指導する様子を見学しました。当日はまた、(社福)さぽうと21の高橋敬子理事長も来訪くださり、「楽校」も含めた(社福)さぽうと21の外国人児童、生徒の学習支援の長年の取り組みについてお話をお伺いし、意見交換もすることができました。また、講師からは普段の児童の学習の様子、来室した中学生からは学校や部活動、将来の目標などについて直接話を聞くことができ、今後の当財団の活動を考えるにあたり、大変有意義な訪問となりました。高橋理事長をはじめ、ご協力をくださった(社福)さぽうと21の皆様、児童、生徒の皆様に感謝します。

 

2023/8/14 =ワークショップ開催「高校進学について」=

 

 

 8月5日に、第三国定住難民児童・生徒を対象とした補習教室「楽校(らっこう)」(※)に通う児童生徒とその保護者を対象にした、高校進学に関するワークショップが開催されました。講師はこの補習教室のアドバイザーでもある仲江千鶴さんです。仲江講師からは、高校の種類や学区、入学試験の内容や日程、必要な費用などについてのお話がありました。仲江講師からはまた、外国人生徒の中退率は日本人生徒の5倍であるということに触れ、高校には進学するだけでなく先を見据えて何を勉強するのかをきちんと考えておくことが大切であるというお話もありました。

なお、これらのワークショップには、毎回ミャンマー語とカレン語の通訳者が入るため、保護者は通訳を通じて内容をより深く理解し、質問をすることもできます。

 

※難民の教育支援活動に実績のある社会福祉法人「さぽうと21」が、千葉市内に開設、運営している第三国定住難民児童・生徒を対象にした補習教室。当財団では2021年度の同教室の発足時より資金面の援助をしている。

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