NPO法人在日カンボジアコミュニティ(CCJ)への資金援助(親子料理教室)
今年度、アジア福祉教育財団は、難民コミュニティ団体に対する資金援助事業として、NPO法人在日カンボジアコミュニティ(CCJ)が神奈川県平塚市で実施する親子料理講座に資金援助を行いました。
この事業の目的は2つあり、料理が得意なカンボジア出身の高齢者が、カンボジア料理の講師となることで、社会とのつながりを再認識し孤独感を緩和することと、カンボジア出身者と日本の地域の方と交流することで難民理解や多文化理解を促進することです。イベントに日本の方を交えて交流会をするのはCCJとして今年初めての取り組みです。
12月22日(日)に行われた教室では、講師のサイさんの指導のもと、カンボジア伝統の麵料理クイティウを作り、CCJメンバーの家族と関東各地から参加した日本人やカンボジア人10組程度が料理を作りながらお互いに会話をして交流を深めていました。
この料理教室は、今回とは違う講師の方と参加者を交えてあと5回程度行う予定なので今後も応援していきたいと思います。
当日作ったレシピはこちらからご覧になれます→ クイティウレシピ
麺は米粉でできています。スープは豚や丸鶏をベースに作っています。澄んでいて塩味が効き、さっぱりとした薄味です。これにパクチーやフライドガーリックなどのトッピングや、チリソースなどの香辛料など追加して自分好みにして食べます。

出来上がったクイティウと試食する参加者たち