活動報告
Activity report

招聘事業
2023.10.13
特別招聘の活動報告
2023年9月11日~9月15日までインド、カンボジア、スリランカ、タイ、台湾、フィリピン、ベトナム、ネパール、モンゴルの8カ国・1地域から各2名を招聘し、4年ぶりにアジア福祉教育財団の特別招聘プログラムとして開催した。 この招聘では、従来の招聘プログラムとは内容を大きく変え、財団側からはアジア諸国が今後向き合うこととなる課題を取り上げたセミナーを行い、各国代表からは現下の課題を取り上げたCountry Reportの発表がなされた。セミナーでは人口問題と高齢化、感染症の対応、福祉及び災害時の制度など各国に共有できるような問題について、またCountry Reportでは、各国ならではの興味深い課題が発表され、後に活発な意見交換がなされた。 2025年より開催となる「新たな招聘プログラムの在り方」についても、様々な意見が提示され、セミナーの場に加えて、理事長主催の夕食会でも闊達に意見交換がなされた。また招聘者の帰国後のアンケートでも、意見交換の時間が足りなかった、もっと議論したかった等の積極的な意見がもたらされた。 なお、当財団では2024年4月には今回(2023年9月)に招聘できなかった7カ国を対象とした招聘を実施し、今回と同様のセミナー及び意見交換を行うことを計画している。

招聘事業
2019.05.29
118回アジア諸国社会福祉関係者招聘(2019年5月)
当アジア福祉教育財団では、アジア諸国において孤児、母子などの福祉事業に従事している関係者を日本に招聘し、日本と被招聘国相互の交流と啓発を図り、アジア諸国の福祉対策の向上に資するため、昭和53(1978)年以降、社会福祉関係者招聘事業を実施しています。 2019年5月22日から29日までカンボジア、ラオス、モンゴル、ミャンマー、スリランカの社会福祉関係者を招聘し、講義、施設視察、日本文化体験等の研修を行いました。研修の詳細をご紹介いたします 被招聘者 カンボジア 社会問題・退役軍人・青少年更正省の皆様被招聘者 ラオス 労働社会福祉省の皆様被招聘者 モンゴル 社会福祉・労働省の皆様被招聘者 ミャンマー 社会福祉再定住の皆様被招聘者 スリランカ 主要産業・能力向上省の皆様5月23日 オリエンテーション今年の研修テーマである「身体障害者支援」に関わる講義や視察先を事務局長より紹介する 5月23日 元厚生労働省幹部より日本の社会福祉行政についての講義5月23日 藤﨑一郎理事(元駐箚アメリカ大使)より日本をとりまく問題とその対応についての講義5月23日 社会福祉法人福田会 都市型経費老人ホームおよび認知症高齢者グループホーム視察5月23日 華道体験5月23日 茶道体験5月23日 歓迎レセプションの主催(於:シェラトン都ホテル東京 マグノリアの間)5月24日 大和ハウス工業視察 介護ロボット体験5月25日 日本財団パラリンピックサポートセンター視察5月25日 日本財団パラアリーナ視察5月26日 団員相互の意見交換会 各国のプレゼン後、JICA職員、筑波大学准教授も参加し活発な意見交換が行われた5月26日 金閣寺視察5月27日 社会福祉法人宝山寺福祉事業団(障害児福祉センター) 視察5月28日 平城宮跡視察5月28日 奈良県立障害者総合支援センター視察5月28日 理事長主催Farewell Partyにて総括報告会を行う

招聘事業
2019.04.17
117回アジア諸国社会福祉関係者招聘(2019年4月)
当アジア福祉教育財団では、アジア諸国において孤児、母子などの福祉事業に従事している関係者を日本に招聘し、日本と被招聘国相互の交流と啓発を図り、アジア諸国の福祉対策の向上に資するため、昭和53(1978)年以降、社会福祉関係者招聘事業を実施しています。 2019年4月10日から17日までインド、インドネシア、台湾、タイ、ベトナムの社会福祉関係者を招聘し、講義、施設視察、日本文化体験等の研修を行いました。 研修の詳細をご紹介いたします

難民支援
2023.05.19
2023年度 資金援助 EmPATHyとの契約書署名式
2023年5月18日、EmPATHy (Empathetic Multicultural PATH with Youths)の金澤伶共同代表とアジア福祉教育財団の藤原正寛理事長との間で、総額273,000円となる2023年度の資金援助契約の署名が行われました。 当財団は、2023年度に難民をはじめ外国人住民の多様な文化や価値観を尊重し、誰もが安心して暮らせる多文化共生社会を実現することを目指し、難民コミュニティ団体が実施する「福祉および教育分野における問題、課題を解決する活動」、または「福祉および教育分野における日本社会への参加を促す活動」に対して資金援助を行います。 2023年6月26~28日にスイス・ジュネーブで、UNHCRの第三国定住に関する年次三者協議( ATCR:Annual Tripartite Consultations on Resettlement)が開かれる予定ですが、UNHCRの招きにより我が国からEmPATHyのMohammed ALMASRI氏が派遣されることとなり、今回の当財団による資金援助は、同氏のジュネーブまでの往復フライトなど主に交通費にあてられます。日本在住の難民当事者が国際レベルの議論の場に参加し、発信することは、難民問題に対する国内外及び国際的理解が進むよい機会です。ALMASRI氏のご活躍を期待しています。

難民支援
2023.04.18
2023年度 定住難民子弟等に対する教育支援に関わる社会福祉法人「さぽうと21」への資金援助契約書 署名式
2023年4月14日、社会福祉法人さぽうと21(以下「さぽうと21」)髙橋敬子理事長と当財団の藤原正寛理事長は、総額5,203,520円となる2023年度の定住難民子弟等に対する教育支援に関わる資金援助契約に署名を行いました。 この事業は、2021年度より千葉市内に定住した第三国定住難民の学齢児童・生徒を対象に、難民の教育支援活動に実績のある「さぽうと21」が、市内に「補習教室(通称;楽校(ラッコウ))」を開設し、補習学習の機会を提供する活動に対して当財団が資金面で援助するものです。 2023年度で3年目を迎える中、教室講師やアドバイザーの方々が、保護者らと連携をして、児童・生徒の更なる学力向上を目指します。

難民支援
2022.05.24
2022年5月 定住難民の有志による記念植樹の式典
2022年5月15日(日)、品川区立八潮公園において、定住難民の有志による記念植樹の式典が開催されました。これは、2006年まで八潮公園の近くに設置され、インドシナ難民等の定住支援を行った「国際救援センター」(※)の修了生が、難民を温かく迎えてくれた日本政府と日本国民への感謝の気持ちを新たにするために、二本のハナミズキの植樹と記念碑の設置を行ったものです。当財団では、この式典が、定住難民の地域社会への参画と、日本人との相互理解と親睦を深めるために有意義と判断して資金援助等を行いました。 式典には、主催者である「日本在住ベトナム人協会」、「在日ベトナムカトリック共同体」、「在日本ラオス協会」、「在日カンボジアコミュニティ」、「カンボジア文化センター・クメールサマキ協会」、「ミャンマー少数民族の支援団体PEACE」「在日ビルマ市民労働組合」の代表や当財団役員、職員の他、本件植樹を支援してくれた品川区職員の皆様など約50人が参加しました。 現在、我が国には、インドシナ難民以外にも多くの難民とその家族の方々が定住し、それぞれのコミュニティを形成しておられます。当初、こうした難民コミュニティは保護と支援の対象でしたが、最近では、地震、台風など被災地でのボランティア活動や、コロナ禍で窮乏した留学生や技能実習生に対する支援など積極的な社会貢献活動を通じて、日本社会に参画しようとしておられます。 出身国が異なる難民コミュニティが進んで協力し、この記念植樹を行ったことの意義は大きいと考えます。当財団では、この記念植樹によって難民コミュニティと日本社会、難民コミュニティ同士の相互理解と親睦が更に深まることを心より希望しております。 (※)1983年から2006年まで品川区八潮に設置されていた「国際救援センター」は、23年間の活動期間において6,000人以上のベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマーなどの難民に住居を提供し、日本語教育、職業訓練など日本定住のために様々な支援を行ってきました。 記念植樹実行委員会代表の挨拶 はこちらからアジア福祉教育財団理事長挨拶 はこちらから在日カンボジアコミュニティ楠木理事長挨拶 はこちらから在日ビルマ市民労働組合代表の挨拶 はこちらから

難民支援
2022.03.02
難民コミュニティへのおくりもの
アジア福祉教育財団では、2021年12月5日、「第42回日本定住難民とのつどい」を開催しましたところ、本行事にご協力頂いているハウス食品様から、今年も3種類の食品のご寄贈を頂きました(こくまろカレー、とんがりコーン、苺フルーチェ)。これらの食品は、「つどい」に参加した10の難民自助団体を通じてそれぞれの難民コミュニティにお届けしました。各団体によれば、コロナ禍で職を失ったり、出勤シフトを減らされたりして暗い気持ちで年の瀬を迎えた人が多いなかで、これらのプレゼントは、大きな笑顔とたくさんの「ありがとう」で迎えられたとのことです。ここに、送られてきた写真とメッセージの一部をご紹介します。

難民支援
2021.10.28
第三国定住難民児童の補習教室視察
意見交換を終えて(於:「楽校」教室にて) (左から安細理事長補佐、藤原理事長、さぽうと21高橋理事長、同神保講師、同竹内事業担当) 日本政府は2010年度より第三国定住難民を受入れていますが、日本語の壁もあり、第三国定住難民児童、生徒は、定住地で通う小・中学校での学習に困難を抱えるケースが少なくありません。こうした現状に対応するため、アジア福祉教育財団は、2020年度の事前調査を経て、今年度、(社福)さぽうと21に資金援助を行い、千葉市内で第三国定住難民児童、生徒を対象とした補習教室を実施しています。同教室は、児童によって「楽校」と命名され、親しまれています。 そして、永らく続いた緊急事態宣言が解除されたこともあり、10月11日には、当財団藤原正寛理事長が、同教室の視察を行いました。当日は、主に6年生の学習日であり、講師及び学生ボランティアの方々が、来室した児童を個別に指導する様子を見学しました。当日はまた、(社福)さぽうと21の高橋敬子理事長も来訪くださり、「楽校」も含めた(社福)さぽうと21の外国人児童、生徒の学習支援の長年の取り組みについてお話をお伺いし、意見交換もすることができました。また、講師からは普段の児童の学習の様子、来室した中学生からは学校や部活動、将来の目標などについて直接話を聞くことができ、今後の当財団の活動を考えるにあたり、大変有意義な訪問となりました。高橋理事長をはじめ、ご協力をくださった(社福)さぽうと21の皆様、児童、生徒の皆様に感謝します。

難民支援
2021.07.30
東京及び関東近隣県に居住する ミャンマー難民コミュニティへの資金援助
2021年7月8日、NPO法人 PEAECのマリップ・センブ理事長と当財団の藤原正寛理事長は、2,000,000円の資金援助契約書に署名をしました。署名式は、新型コロナウイルス感染症拡大防止を考慮し、リモート形式にて開催されました。この事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、困窮している難民定住者などの救済を目的としており、PEACEによる東京及び関東近隣県に居住するミャンマー難民定住者などを対象とした食料や衛生用品等の援助を支援するものです。支援活動には、PEACE事務局の他、各地のミャンマー難民コミュニティのリーダー達が協力をすることになっているとのことです。 NPO法人 PEACEのホームページhttps://www.npopeacejapan.com/ 写真上:左からソウ・バ・ラ・テインPEACE副理事長、マリップ・センブPEACE理事長(モニター内)、 藤原正寛理事長、小川正史事務局長写真下:署名を終えた契約書をお互いに掲げるマリップ・センブPEACE理事長(左から2番目) と藤原理事長(右から2番目)(モニター内スクリーンショット)

難民支援
2021.07.05
群馬県などに居住するロヒンギャ難民コミュニティへの資金援助
2021年6月21 日、社会福祉法人 日本国際社会事業団(英略称:ISSJ)の永坂哲理事長と当財団の藤原正寛理事長は、1,225,000円の資金援助契約に署名をしました。 署名式は、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止を考慮し、リモート形式にて開催されました。 この事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、困窮している難民定住者などの救済を目的としており、 ISSJによる日本に滞在するロヒンギャ・コミュニティのメンバーを対象とした食料等の援助を支援するものです。 この資金援助によって、群馬県内を中心とした 首都圏、 及び一部中部地方に在住する子どもを含む約240人のロヒンギの人々に対し、米 、 野菜パッケージ、子供向けハラール菓子、衛生用品などが無償で配られます。 社会福祉法人 日本国際社会事業団のホームページ社会福祉法人日本国際社会事業団(ISSJ) 写真上:左から石川美絵子ISSJ常務理事、永坂 哲ISSJ理事長(モニター画面内)、藤原正寛理事長、 安細和彦理事長補佐兼総務部長写真下:署名を終えた契約書をお互いに掲げる永坂ISSJ理事長(モニター画面内)と藤原理事長

難民支援
2021.07.05
近畿圏内に居住する難民認定者及び難民認定申請者支援のための資金援助
2021年6月22日、大阪を本拠とするRAFIQの田中惠子共同代表と当財団の藤原正寛理事長は、200,000円の資金援助契約に署名を行いました。この署名式は、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止を考慮し、リモート形式にて実施されました。 この事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大によって困窮している難民定住者等の救済を目的としており、RAFIQでは、米などの食料品に加え、消毒液、幼児への紙おむつ、女性への生理用品の配布を行うものです。 この資金援助によって、大阪府を中心に近畿圏内に滞在する14世帯、約30名の難民認定者及び難民認定申請者に対し、食糧や衛生用品等が無償で配られます。 RAFIQのホームページRAFIQ(ラフィク)在日難民との共生ネットワーク 写真上:左から誉田由都子RAFIQ担当者、田中惠子RAFIQ共同代表(モニター画面内)、藤原正寛理事長、 小川正史事務局長写真下:署名を終えた契約書をお互いに掲げる田中共同代表(モニター画面内)と藤原理事長

広報・出版
2023.02.24
【広報誌】愛 第46号(2022年度)
アジア福祉教育財団は今年度の広報誌「愛」第46号を発刊いたしました。 本誌では、43回目の開催となる日本定住難民とのつどい、同日行われた難民定住者との意見交換会の模様、新たなイベントとして開催した日本語プレゼンテーション・コンテストの様子の他、2022年度の当財団の活動に関するご報告を掲載しております。―主な内容―ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◆日本社会と外国人受け入れ: コミュニテイを通じた包摂を あいさつに代えて 公益財団法人アジア福祉教育財団 理事長 藤原 正寛◆第43回 日本定住難民とのつどい 難民定住者との意見交換会 表彰式典◆日本語プレゼンテーション・コンテスト 第1回 日本と私たち 第2回 私たちの夢―こんな未来をつくりたい◆定住難民の有志による記念植樹式典を開催◆海外在住ネパール人協会日本支部と難民コミュニティの協力―献血活動への橋渡し◆第三国定住難民児童・生徒に対する補習教室への資金援助◆2022年度 アジア諸国社会福祉関係者招聘事業◆令和4年度文化庁長官表彰◆難民支援事業の概況 ― 令和4(2022)年を振り返って 難民事業本部◆2022年 財団の活動◆ご芳情とご支援 データはこちらよりダウンロードください。 また、無料で配布していますので、ご希望の方は e-mail またはFAXでお問合せください。e-mail: info@fweap.or.jp FAX:03-3449-0262 ※この冊子は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け作成されたものです。

広報・出版
2022.11.10
【広報誌】別冊 愛 Vol.11
アジア福祉教育財団は今年度の広報誌 別冊 愛(Vol.11) を発刊いたしました。今回の『別冊 愛』(Vol.11)では、まず表紙のデザインを改めて、本号でご紹介する方々のポートレート写真(「学習まんが」で紹介する方はイラスト画)をレイアウトしました。第1章では俳優として活躍されるサヘル・ローズさんによる難民や難民認定申請者への支援者としての体験談を、第2章ではミャンマーの少数民族として日本に暮らすロヒンギャの方々へのインタビュー/座談会を、そして第3章ではカンボジア難民として来日した後に日本に帰化されたチャン・ヴァン(日本名:石沢 司)さんのカンボジア伝統打楽器「キーム」の演奏者としての活動を、それぞれ紹介しています。 ―目次―はじめに第1章 《 インタビュー 》難民支援の現場と私の想い 俳優 サヘル・ローズ第2章 《 OUR STORY 》 《 インタビュー 》 ロヒンギャ難民の現状と想い 一般社団法人在日ロヒンギャコミュニティ代表理事 セイドル・アミン 《座談会》 私たちの日本での生活と課題 カディサ・ベゴム ほか在日ロヒンギャ女性 第3章 《学習まんが》 伝統楽器に願いを込めて NPO法人カンボジア支援センター 副代表 チャン・ヴァン 日本名:石沢 司 この冊子は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け作成されたものです。 冊子データはこちらよりダウンロードいただけます。また、紙媒体についても無料で配布しております。ご希望の方はFAXまたはe-mailでお問合せください。FAX:03-3449-0262 e-mail: info@fweap.or.jp

広報・出版
2022.02.28
【広報誌】愛 第45号(2021年度)
アジア福祉教育財団は今年度の広報誌「愛」第45号を発刊いたしました。本誌では、難民支援の在り方についての特別対談、新型コロナウイルス感染症の蔓延を踏まえた事業の様子、2021年度の財団の活動についてなどを掲載しております。 ―主な内容―ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◆ご挨拶 公益財団法人アジア福祉教育財団 理事長 藤原 正寛◆特別企画「難民支援の現状と未来 ~外国にルーツを持つ子ども達への学習支援の在り方~」 公益財団法人アジア福祉教育財団 × 社会福祉法人さぽうと21◆新型コロナウイルス感染症の蔓延を踏まえた事業◆第2回定住難民との意見交換会◆第 42 回日本定住難民とのつどいの開催◆難民児童・生徒に対する補習教室への資金援助◆難民支援事業◆その他財団の活動◆ご芳情とご支援 等ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーデータはこちらよりダウンロードください。 また、無料で配布しておりますので、ご希望の方はFAXまたはe-mailでお問合せください。FAX:03-3449-0262 e-mail: info@fweap.or.jp ※この冊子は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け作成されたものです。

広報・出版
2021.12.14
広報誌「愛」別冊(2021年度)
アジア福祉教育財団は今年度の広報誌「愛」別冊を発刊いたしました。 今回の冊子ではファッションデザイナーとして世界で活躍されているミャンマー出身の渋谷ザニーさんへのインタビュー、ベトナム出身で日本に帰化された武永医師からの新型コロナウイルス禍でのクリニックの様子、日本語教師として活動されている仙部さんの生徒とのエピソード、廣森相談員の難民への就労支援などを紹介しています。 ―目次―1.インタビュー 「渋谷ザニーへのインタビュー ~ミャンマーの現状と祖国への思い~」 ファッションデザイナー 渋谷 ザニーさん2.寄稿文 「コロナ禍の下で思うこと」 中井駅前クリニック 院長 武永 賢さん3.学習まんが 「なんみんと日本」4.My STORY 「武里日本語教室と私と生徒たち」 武里日本語教室 代表 仙部 孝一さん5. 寄稿文 「日本に暮す難民への自立に向けた職業相談と事例」 職業相談員 廣森 司さん この冊子は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け作成されたものです。 冊子データはこちらよりダウンロードいただけます。また、紙媒体についても無料で配布しております。ご希望の方はFAXまたはe-mailでお問合せください。FAX:03-3449-0262 e-mail: info@fweap.or.jp

広報・出版
2021.02.19
冊子「愛」 第44号
今回の冊子「愛」では、当財団の理事長とUNHCR駐日代表との特別対談、新型コロナウイルス感染症の蔓延を踏まえた新事業、難民支援の現状など2020年の活動を紹介しています。 年1回発行、A4版 ―目次―1.ご挨拶 公益財団法人アジア福祉教育財団 理事長 藤原 正寛2.特別対談「財団と UNHCR の連携深化による難民支援のこれから」 公益財団法人アジア福祉教育財団 理事長 藤原 正寛 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR) 駐日代表 カレン・マデリーン・ファルカス3.新型コロナウイルス感染症の蔓延を踏まえた新事業4.定住難民との意見交換会5. 第 41 回日本定住難民とのつどいの開催6.難民支援事業7.2020 年の財団の活動8.ご芳情とご支援9.機構図、役員等名簿 この冊子は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け作成されたものです。 無料で配布しております。ご希望の方はFAXまたはe-mailでお問合せください。FAX:03-3449-0262 e-mail: info@fweap.or.jp

広報・出版
2021.02.19
冊子「愛」別冊
今回の冊子「愛」別冊では、日本でご活躍されているイラン出身の女優、サヘル・ローズさんへのインタビュー、難民事業本部、佐藤千恵子相談員執筆の難民との様々なエピソード、模範難民定住者として表彰されたベトナム出身のフィン・ロン・クワンさんのご経験やご活動、同じく模範難民定住者として表彰されたユニクロで働くミャンマー出身のチン・ハウ・ルンさんのご活躍を描いた難民まんがを紹介しています。 年1回発行、A4版、日英併記 ―目次―1.リモートインタビュー 「サヘル・ローズへのインタビュー ~在日外国人の子どもの教育のあり方~」 女優 サヘル・ローズさん2.寄稿文 「相談の中の風景」 難民相談員 佐藤 千恵子さん3.MY STORY 「日本での定住30年を迎える」 模範難民定住者 フィン・ロン・クワンさん4.学習まんが 「なんみんと日本」 この冊子は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け作成されたものです。 無料で配布しております。ご希望の方はFAXまたはe-mailでお問合せください。FAX:03-3449-0262 e-mail: info@fweap.or.jp

広報・出版
2020.02.14
冊子「愛」 第43号
冊子「愛」 第43号アジア諸国福祉関係者招聘事業をはじめとする本部事務局の事業や、難民救援事業の現状などを紹介。年1回発行、A4版 ―目次―1.ご挨拶 アジア福祉教育財団理事長 藤原正寛2.特別寄稿「財団の忘れ得ぬ人々」 アジア福祉教育財団参与・一般社団法人通信研究会会長 亀井久興3.公益財団法人アジア福祉教育財団設立50周年、難民事業本部設置40周年記念式典を開催4.2019年度アジア諸国社会福祉関係者招聘事業 民間外交としての招聘とは5.第40回日本定住難民とのつどいの開催6.難民支援事業7.財団の動き8.ご芳情とご支援9.機構図・役員名簿 この冊子は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け作成されたものです。無料で配布しております。ご希望の方はFAXまたはe-mailでお問合せください。FAX:03-3449-0262 e-mail: info@fweap.or.jp

広報・出版
2020.02.13
冊子「愛」 別冊
2020年2月 冊子「愛」 別冊アジア諸国福祉関係者招聘事業をはじめとする本部事務局の事業や、難民救援事業の現状などを紹介。A4版 日英併記 ―目次―1.2018年入管法改正と多文化共生のこれから 筑波大学大学院准教授 博士(国際政治経済学) 明石純一さん2.ミャンマー情勢 元駐ミャンマー大使・元駐カナダ大使 田島高志さん3.MY STORY「伊勢崎カトリック教会を拠点としたベトナム難民としての歩み」 HOANG TRONG BINHさん4.「学習まんが」なんみんと日本 難民の人たちが日本で自立するための支援活動について、1つの例をマンガで紹介します この冊子は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け作成されたものです。無料で配布しております。ご希望の方はFAXまたはe-mailでお問合せください。FAX:03-3449-0262 e-mail: info@fweap.or.jp

その他の動き
2023.08.14
ワークショップ開催「高校進学について」
8月5日に、第三国定住難民児童・生徒を対象とした補習教室「楽校(らっこう)」(※)に通う児童生徒とその保護者を対象にした、高校進学に関するワークショップが開催されました。講師はこの補習教室のアドバイザーでもある仲江千鶴さんです。仲江講師からは、高校の種類や学区、入学試験の内容や日程、必要な費用などについてのお話がありました。仲江講師からはまた、外国人生徒の中退率は日本人生徒の5倍であるということに触れ、高校には進学するだけでなく先を見据えて何を勉強するのかをきちんと考えておくことが大切であるというお話もありました。なお、これらのワークショップには、毎回ミャンマー語とカレン語の通訳者が入るため、保護者は通訳を通じて内容をより深く理解し、質問をすることもできます。 ※難民の教育支援活動に実績のある社会福祉法人「さぽうと21」が、千葉市内に開設、運営している第三国定住難民児童・生徒を対象にした補習教室。当財団では2021年度の同教室の発足時より資金面の援助をしている。

その他の動き
2023.08.09
~Part2~2024年4月 第2回特別招聘の招聘対象各国の駐日大使館等訪問
当財団では2024年4月に第2回特別招聘を計画しています。この招聘ではアジア各国の福祉分野の有識者を招聘してセミナーや対話を通じて今後の招聘の在り方について検討していく予定です。前回の報告→https://onl.bz/267GqYE今回は第2弾としてマレーシア、インドネシア、ラオス、台湾の各駐日大使館等の様子の報告です。各国の大使館はそれぞれの国の雰囲気だけでなく、使用しているスパイスなどの香り、工芸品なども多く置いてあり、五感が刺激されます。 【駐日マレーシア大使館】 【駐日インドネシア大使館】 【駐日ラオス大使館】【台北駐日経済文化代表処】

その他の動き
2023.08.02
第2回特別招聘(2024年4月開催)の招聘対象各国大使館訪問
当財団では、2024年4月に第2回特別招聘を計画しています。 当財団にとり、招聘事業は40年以上続いて来た重要な事業ですが、2023年と2024年は「特別招聘」として招聘事業の中身を見直すべく招聘者の皆さんと討論し、今後のネットワーク作りを進めていきたいと考えています。このため当財団では7月から招聘対象国の駐日大使館を訪問し、同国からの招聘者の人選をお願いしております。 今回は第1弾としてシンガポール、パキスタン、バングラデシュ各駐日大使館の様子の報告です。各国の大使館はそれぞれの国の雰囲気を出しており、訪問するだけで各国の様子を垣間見ることができます。

その他の動き
2023.08.01
EmPATHyに対する資金援助 「UNHCR主催の第三国定住に関する年次三者協議(ATCR)」参加報告会
7月26日に、アジア福祉教育財団が資金援助を実施したEmPATHy (Empathetic Multicultural PATH with Youths)をお招きして、「UNHCR主催の第三国定住に関する年次三者協議(ATCR)」の参加報告会を開催しました。 EmPATHyは、日本で暮らす難民の背景を持つ若者と日本の大学生のイニシアティブで、2022年に活動を開始し、日本国内で難民支援活動を行う「Youth UNHCR」、日本の大学で学ぶための「UNHCR難民高等教育プログラム(RHEP)」や「シリア平和への架け橋・人材育成プログラム(JISR)」の学生、そのほか難民としての背景を持つ若者などで構成されています。 今回、6月26日から同28日、UNHCRが主催する第三国定住に関する年次三者協議(ATCR:Annual Tripartite Consultations on Resettlement)に、UNHCRの招きにより、我が国からEmPATHyのムハンマド・アル・マスリさんが派遣されることとなり、当財団はマスリさんのスイス・ジュネーブまでの往復旅費などの資金援助を行いました。 審査において、当財団は日本在住の難民当事者である方が、国際レベルの協議の場に参加し、発信することは、難民問題に対する国内及び国際的な理解の増進に資するもと捉え、273,000円の支援を決定しました。 報告会には、EmPATHyの金澤共同代表、マスリさん、通訳のハーリッド・アサッフさんが出席し、ATCRにおいて行ったプレゼンテーションや日本代表団の取組みをご紹介いただきました。特に、シリア、イラク、スーダン、南スーダン、パキスタン、アフガニスタン、ベトナム等の世界の難民代表グループであるRefugee Advisory Group (RAG)が、当事者として再定住と補完的保護に関する政策決定に影響を与えることの重要性や“Nothing about us without us” If you’re working on Africa, hire at least one African person, if you’re working on refugee issues, hire a refugee…etc.(私たちのことを私たちに相談せずに決めないで。アフリカに取り組むのであれば、少なくとも1人はアフリカ人を雇い、難民問題に取り組むのであれば、難民を雇う等々)についてアピールされました。この声明によって、意思決定への難民の有意義な参加の重要性を訴えました。この報告会に参加した難民事業本部(RHQ)職員からは、「自身も難民出身であり、同じ境遇の方々を支援することに使命を感じている。マスリさんの報告に共感した」との感想がありました。 今回の報告会は当財団職員の研修を目的としましたが、そのほかUNHCR駐日事務所、なんみんフォーラム事務局、資金援助の審査を担当した理事にご出席いただき、多くの方の学びとなりました。

その他の動き
2023.07.24
佐々木理事による「楽校(らっこう)」視察
7月18日、当財団の佐々木聖子理事は、千葉市内に定住した第三国定住難民の学齢児童・生徒を対象にした補習教室(通称「楽校(らっこう)」)を視察し、運営関係者等と意見交換を行いました。当日は、同事業を運営する社会福祉法人さぽうと21の髙橋敬子理事長より「楽校(らっこう)」についての説明を頂きました。

その他の動き
2023.07.06
2023年度版「別冊愛」学習まんがの取材へ
6月29日、2023年度版「別冊愛」の学習まんがの取材のため、昨年度の「第43回 日本定住難民とのつどい」にて表彰された元インドシナ難民のDINH VAN PHANさんを訪ね、お話を伺いました。PHANさんのベトナム時代の苦難やボート・ピープルとしての体験が、自身の力で㈱南越製作所(東大阪市所在)を立ち上げた原動力になっていることを聞いて、異国の地でゼロから「ものづくり」にチャレンジし続けるPHANさんのバイタリティに改めて驚かされました。また、同胞のベトナム人社員の教育にも力を注ぎ、幾人もの「ものづくりのプロフェッショナル」を育てていることも知り、PHANさんが「人づくり」も行っていることに感銘を受けました。これらの内容は、今年10月発行予定の「別冊愛」の学習まんがでご紹介する予定ですので、どうぞご期待ください。

その他の動き
2023.05.15
藤原理事長等役員によるRHQ支援センター視察
今般、5月10日、アジア福祉教育財団藤原理事長、藤崎副理事長、佐々木理事は、定住支援プログラムを実施している都内のRHQ支援センターを視察しました。2019年の閣議了解等の変更により、第三国定住による受け入れは、それまでの年1回の受入れから年2回に変更され、受け入れ人数が増えました。同センターでは、現在、第三国定住第13陣として3月末に入国した21名が、3つのクラスに分かれて日本語教育、生活ガイダンス等のプログラムを受講しています。役員は各教室を回り、藤原理事長からの歓迎の言葉に続き、受講生と自己紹介をし合うなど、一人ひとりと丁寧にコミュニケーションをとり、打ち解けた雰囲気となりました。 また、自宅からオンライン授業に参加している条約難民コースの方々が、日本語講師からオンラインで授業を受けている様子も併せて視察しました。オンライン授業により、全国に居住する条約難民の方々が、定住支援プログラムを容易に受けることが出来ています。 当アジア福祉教育財団は、条約難民、第三国定住難民の方々が安心して日本での生活のスタートが切れるよう、定住に向けての支援をこれからも進めていく予定です。

その他の動き
2023.05.09
ネパール仏陀記念日特別式典への出席
2023年5月6日、ドゥルガ・バハドゥール・スベディ(Durga Bahadur SUBEDI)駐日ネパール大使主催により、都内において、仏陀の生誕地として国連からも認定されているネパールにちなんだ仏陀記念日特別式典が開催され、当財団より河上淳一事務局長が出席しました。 スベディ大使は、2022年11月7日に、新任の駐日ネパール大使として信任状を奉呈されました。 ネパールは、当財団がこれまで実施してきたアジア諸国からの社会福祉関係者の招聘事業の対象国のひとつであり、また当財団は駐日ネパール大使館のみならず、国内のネパール人団体である、海外在住ネパール人協会(NRNA)日本支部とも、近年親密な交流関係を有しています。 当財団としては、これまでのこうした関係を今後も維持しつつ、日ネパール友好協力関係全体の発展に寄与していきたいと考えています。

招聘事業
2023.10.13
特別招聘の活動報告
2023年9月11日~9月15日までインド、カンボジア、スリランカ、タイ、台湾、フィリピン、ベトナム、ネパール、モンゴルの8カ国・1地域から各2名を招聘し、4年ぶりにアジア福祉教育財団の特別招聘プログラムとして開催した。 この招聘では、従来の招聘プログラムとは内容を大きく変え、財団側からはアジア諸国が今後向き合うこととなる課題を取り上げたセミナーを行い、各国代表からは現下の課題を取り上げたCountry Reportの発表がなされた。セミナーでは人口問題と高齢化、感染症の対応、福祉及び災害時の制度など各国に共有できるような問題について、またCountry Reportでは、各国ならではの興味深い課題が発表され、後に活発な意見交換がなされた。 2025年より開催となる「新たな招聘プログラムの在り方」についても、様々な意見が提示され、セミナーの場に加えて、理事長主催の夕食会でも闊達に意見交換がなされた。また招聘者の帰国後のアンケートでも、意見交換の時間が足りなかった、もっと議論したかった等の積極的な意見がもたらされた。 なお、当財団では2024年4月には今回(2023年9月)に招聘できなかった7カ国を対象とした招聘を実施し、今回と同様のセミナー及び意見交換を行うことを計画している。

その他の動き
2023.08.14
ワークショップ開催「高校進学について」
8月5日に、第三国定住難民児童・生徒を対象とした補習教室「楽校(らっこう)」(※)に通う児童生徒とその保護者を対象にした、高校進学に関するワークショップが開催されました。講師はこの補習教室のアドバイザーでもある仲江千鶴さんです。仲江講師からは、高校の種類や学区、入学試験の内容や日程、必要な費用などについてのお話がありました。仲江講師からはまた、外国人生徒の中退率は日本人生徒の5倍であるということに触れ、高校には進学するだけでなく先を見据えて何を勉強するのかをきちんと考えておくことが大切であるというお話もありました。なお、これらのワークショップには、毎回ミャンマー語とカレン語の通訳者が入るため、保護者は通訳を通じて内容をより深く理解し、質問をすることもできます。 ※難民の教育支援活動に実績のある社会福祉法人「さぽうと21」が、千葉市内に開設、運営している第三国定住難民児童・生徒を対象にした補習教室。当財団では2021年度の同教室の発足時より資金面の援助をしている。

その他の動き
2023.08.09
~Part2~2024年4月 第2回特別招聘の招聘対象各国の駐日大使館等訪問
当財団では2024年4月に第2回特別招聘を計画しています。この招聘ではアジア各国の福祉分野の有識者を招聘してセミナーや対話を通じて今後の招聘の在り方について検討していく予定です。前回の報告→https://onl.bz/267GqYE今回は第2弾としてマレーシア、インドネシア、ラオス、台湾の各駐日大使館等の様子の報告です。各国の大使館はそれぞれの国の雰囲気だけでなく、使用しているスパイスなどの香り、工芸品なども多く置いてあり、五感が刺激されます。 【駐日マレーシア大使館】 【駐日インドネシア大使館】 【駐日ラオス大使館】【台北駐日経済文化代表処】

その他の動き
2023.08.02
第2回特別招聘(2024年4月開催)の招聘対象各国大使館訪問
当財団では、2024年4月に第2回特別招聘を計画しています。 当財団にとり、招聘事業は40年以上続いて来た重要な事業ですが、2023年と2024年は「特別招聘」として招聘事業の中身を見直すべく招聘者の皆さんと討論し、今後のネットワーク作りを進めていきたいと考えています。このため当財団では7月から招聘対象国の駐日大使館を訪問し、同国からの招聘者の人選をお願いしております。 今回は第1弾としてシンガポール、パキスタン、バングラデシュ各駐日大使館の様子の報告です。各国の大使館はそれぞれの国の雰囲気を出しており、訪問するだけで各国の様子を垣間見ることができます。

その他の動き
2023.08.01
EmPATHyに対する資金援助 「UNHCR主催の第三国定住に関する年次三者協議(ATCR)」参加報告会
7月26日に、アジア福祉教育財団が資金援助を実施したEmPATHy (Empathetic Multicultural PATH with Youths)をお招きして、「UNHCR主催の第三国定住に関する年次三者協議(ATCR)」の参加報告会を開催しました。 EmPATHyは、日本で暮らす難民の背景を持つ若者と日本の大学生のイニシアティブで、2022年に活動を開始し、日本国内で難民支援活動を行う「Youth UNHCR」、日本の大学で学ぶための「UNHCR難民高等教育プログラム(RHEP)」や「シリア平和への架け橋・人材育成プログラム(JISR)」の学生、そのほか難民としての背景を持つ若者などで構成されています。 今回、6月26日から同28日、UNHCRが主催する第三国定住に関する年次三者協議(ATCR:Annual Tripartite Consultations on Resettlement)に、UNHCRの招きにより、我が国からEmPATHyのムハンマド・アル・マスリさんが派遣されることとなり、当財団はマスリさんのスイス・ジュネーブまでの往復旅費などの資金援助を行いました。 審査において、当財団は日本在住の難民当事者である方が、国際レベルの協議の場に参加し、発信することは、難民問題に対する国内及び国際的な理解の増進に資するもと捉え、273,000円の支援を決定しました。 報告会には、EmPATHyの金澤共同代表、マスリさん、通訳のハーリッド・アサッフさんが出席し、ATCRにおいて行ったプレゼンテーションや日本代表団の取組みをご紹介いただきました。特に、シリア、イラク、スーダン、南スーダン、パキスタン、アフガニスタン、ベトナム等の世界の難民代表グループであるRefugee Advisory Group (RAG)が、当事者として再定住と補完的保護に関する政策決定に影響を与えることの重要性や“Nothing about us without us” If you’re working on Africa, hire at least one African person, if you’re working on refugee issues, hire a refugee…etc.(私たちのことを私たちに相談せずに決めないで。アフリカに取り組むのであれば、少なくとも1人はアフリカ人を雇い、難民問題に取り組むのであれば、難民を雇う等々)についてアピールされました。この声明によって、意思決定への難民の有意義な参加の重要性を訴えました。この報告会に参加した難民事業本部(RHQ)職員からは、「自身も難民出身であり、同じ境遇の方々を支援することに使命を感じている。マスリさんの報告に共感した」との感想がありました。 今回の報告会は当財団職員の研修を目的としましたが、そのほかUNHCR駐日事務所、なんみんフォーラム事務局、資金援助の審査を担当した理事にご出席いただき、多くの方の学びとなりました。

その他の動き
2023.07.24
佐々木理事による「楽校(らっこう)」視察
7月18日、当財団の佐々木聖子理事は、千葉市内に定住した第三国定住難民の学齢児童・生徒を対象にした補習教室(通称「楽校(らっこう)」)を視察し、運営関係者等と意見交換を行いました。当日は、同事業を運営する社会福祉法人さぽうと21の髙橋敬子理事長より「楽校(らっこう)」についての説明を頂きました。

その他の動き
2023.07.06
2023年度版「別冊愛」学習まんがの取材へ
6月29日、2023年度版「別冊愛」の学習まんがの取材のため、昨年度の「第43回 日本定住難民とのつどい」にて表彰された元インドシナ難民のDINH VAN PHANさんを訪ね、お話を伺いました。PHANさんのベトナム時代の苦難やボート・ピープルとしての体験が、自身の力で㈱南越製作所(東大阪市所在)を立ち上げた原動力になっていることを聞いて、異国の地でゼロから「ものづくり」にチャレンジし続けるPHANさんのバイタリティに改めて驚かされました。また、同胞のベトナム人社員の教育にも力を注ぎ、幾人もの「ものづくりのプロフェッショナル」を育てていることも知り、PHANさんが「人づくり」も行っていることに感銘を受けました。これらの内容は、今年10月発行予定の「別冊愛」の学習まんがでご紹介する予定ですので、どうぞご期待ください。

難民支援
2023.05.19
2023年度 資金援助 EmPATHyとの契約書署名式
2023年5月18日、EmPATHy (Empathetic Multicultural PATH with Youths)の金澤伶共同代表とアジア福祉教育財団の藤原正寛理事長との間で、総額273,000円となる2023年度の資金援助契約の署名が行われました。 当財団は、2023年度に難民をはじめ外国人住民の多様な文化や価値観を尊重し、誰もが安心して暮らせる多文化共生社会を実現することを目指し、難民コミュニティ団体が実施する「福祉および教育分野における問題、課題を解決する活動」、または「福祉および教育分野における日本社会への参加を促す活動」に対して資金援助を行います。 2023年6月26~28日にスイス・ジュネーブで、UNHCRの第三国定住に関する年次三者協議( ATCR:Annual Tripartite Consultations on Resettlement)が開かれる予定ですが、UNHCRの招きにより我が国からEmPATHyのMohammed ALMASRI氏が派遣されることとなり、今回の当財団による資金援助は、同氏のジュネーブまでの往復フライトなど主に交通費にあてられます。日本在住の難民当事者が国際レベルの議論の場に参加し、発信することは、難民問題に対する国内外及び国際的理解が進むよい機会です。ALMASRI氏のご活躍を期待しています。
刊行物・動画
Publications & Videos

広報誌
2023.11.24
広報誌 「別冊愛Vol.12」
広報誌「別冊愛12号」を発刊いたしました。本誌では、1.UNHCR駐日代表による特別寄稿2.条約難民として認定を受け夫婦で同じ職場で働いているアフガニスタン出身の方へのインタビュー3.両親と来日して大学、大学院と進学したミャンマー出身の方からの寄稿4.かつてベトナムをボートで脱出した後、様々な苦労を重ね、会社を経営するベトナム出身の方を主人公にした「学習まんが」を紹介しています。日本の各地で活躍する難民定住者について、多くの人に読んでいただき、知っていただければ幸いです。 こちらよりご覧いただけます。

広報誌
2023.02.24
【広報誌】愛 第46号(2022年度)
画像をタップしてごらんください

広報誌
2022.11.10
【広報誌】別冊 愛 2022.10(Vol.11)
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広報誌
2022.02.28
広報誌「愛」第45号(2021年度)
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広報誌
2021.11.02
広報誌「愛」別冊(2021年度)
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広報誌
2021.03.01
広報誌「愛」別冊(2021年度)
画像をタップしてご覧ください

広報誌
2021.02.02
広報誌「愛」第44号(2020年度)
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広報誌
2020.02.02
広報誌「愛」別冊(2020年度)
画像をタップしてご覧ください

動画・スライド
2023.02.27
【YouTube 動画】第3回 難民定住者との意見交換会
2022年11月20日、アジア福祉教育財団は新宿区との共催で、新宿文化センターにおいて「第43回日本定住難民とのつどい」を開催しました。同イベントで行った「難民定住者との意見交換会」では、難民コミュニティの代表、難民支援団体の方々、UNHCR、新宿区等の関係者が約40名あつまり「次世代が語る、私たちの思い~難民コミュニティ団体の活動継承 ~」をテーマに意見が交わされました。 当日の模様はYouTubeからご覧ください。 ▼チャンネル登録、グッドボタン、シェアをよろしくお願いします! https://www.youtube.com/@user-qf4ph2qc9u

動画・スライド
2023.02.15
第43回 日本定住難民とのつどい ダイジェスト版動画
https://youtu.be/huDovvxfSA0

動画・スライド
2022.11.02
第2回 日本語プレゼンテーション・コンテスト
https://youtu.be/2rWCX8YQYjQ

動画・スライド
2022.03.30
難民定住者との意見交換会 動画
https://youtu.be/cm20YVjqNIg もっと見るから目次がご覧いただけます

動画・スライド
2022.03.23
2022.2.20 プレゼンテーションコンテスト動画
https://youtu.be/qZhiH2mxZusもっとみる から目次がご覧いただけます

動画・スライド
2021.12.10
第42回 日本定住難民とのつどい
https://youtu.be/mET-MH-zs3Yもっと見るから目次をご覧いただけます

動画・スライド
2020.11.25
難民定住者との意見交換会記録
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広報誌
2023.11.24
広報誌 「別冊愛Vol.12」
広報誌「別冊愛12号」を発刊いたしました。本誌では、1.UNHCR駐日代表による特別寄稿2.条約難民として認定を受け夫婦で同じ職場で働いているアフガニスタン出身の方へのインタビュー3.両親と来日して大学、大学院と進学したミャンマー出身の方からの寄稿4.かつてベトナムをボートで脱出した後、様々な苦労を重ね、会社を経営するベトナム出身の方を主人公にした「学習まんが」を紹介しています。日本の各地で活躍する難民定住者について、多くの人に読んでいただき、知っていただければ幸いです。 こちらよりご覧いただけます。

動画・スライド
2023.02.27
【YouTube 動画】第3回 難民定住者との意見交換会
2022年11月20日、アジア福祉教育財団は新宿区との共催で、新宿文化センターにおいて「第43回日本定住難民とのつどい」を開催しました。同イベントで行った「難民定住者との意見交換会」では、難民コミュニティの代表、難民支援団体の方々、UNHCR、新宿区等の関係者が約40名あつまり「次世代が語る、私たちの思い~難民コミュニティ団体の活動継承 ~」をテーマに意見が交わされました。 当日の模様はYouTubeからご覧ください。 ▼チャンネル登録、グッドボタン、シェアをよろしくお願いします! https://www.youtube.com/@user-qf4ph2qc9u

広報誌
2023.02.24
【広報誌】愛 第46号(2022年度)
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動画・スライド
2023.02.15
第43回 日本定住難民とのつどい ダイジェスト版動画
https://youtu.be/huDovvxfSA0

広報誌
2022.11.10
【広報誌】別冊 愛 2022.10(Vol.11)
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動画・スライド
2022.11.02
第2回 日本語プレゼンテーション・コンテスト
https://youtu.be/2rWCX8YQYjQ

動画・スライド
2022.03.30
難民定住者との意見交換会 動画
https://youtu.be/cm20YVjqNIg もっと見るから目次がご覧いただけます

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2022.03.23
2022.2.20 プレゼンテーションコンテスト動画
https://youtu.be/qZhiH2mxZusもっとみる から目次がご覧いただけます
アジア福祉教育財団とは
About us
アジア福祉教育財団は50年以上の歴史をもつ公益法人で、現在はアジア17か国からの福祉関係者の訪日招聘や、日本での難民の定住支援、社会的弱者支援のための資金援助などの活動を行っています。
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Private groups
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- (特非)日本在住ベトナム人協会(VAJ)
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- かながわベトナムボランティアグループ
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