活動報告
Activity report

招聘事業
2019.05.29
118回アジア諸国社会福祉関係者招聘(2019年5月)
当アジア福祉教育財団では、アジア諸国において孤児、母子などの福祉事業に従事している関係者を日本に招聘し、日本と被招聘国相互の交流と啓発を図り、アジア諸国の福祉対策の向上に資するため、昭和53(1978)年以降、社会福祉関係者招聘事業を実施しています。 2019年5月22日から29日までカンボジア、ラオス、モンゴル、ミャンマー、スリランカの社会福祉関係者を招聘し、講義、施設視察、日本文化体験等の研修を行いました。研修の詳細をご紹介いたします 被招聘者 カンボジア 社会問題・退役軍人・青少年更正省の皆様被招聘者 ラオス 労働社会福祉省の皆様被招聘者 モンゴル 社会福祉・労働省の皆様被招聘者 ミャンマー 社会福祉再定住の皆様被招聘者 スリランカ 主要産業・能力向上省の皆様5月23日 オリエンテーション今年の研修テーマである「身体障害者支援」に関わる講義や視察先を事務局長より紹介する 5月23日 元厚生労働省幹部より日本の社会福祉行政についての講義5月23日 藤﨑一郎理事(元駐箚アメリカ大使)より日本をとりまく問題とその対応についての講義5月23日 社会福祉法人福田会 都市型経費老人ホームおよび認知症高齢者グループホーム視察5月23日 華道体験5月23日 茶道体験5月23日 歓迎レセプションの主催(於:シェラトン都ホテル東京 マグノリアの間)5月24日 大和ハウス工業視察 介護ロボット体験5月25日 日本財団パラリンピックサポートセンター視察5月25日 日本財団パラアリーナ視察5月26日 団員相互の意見交換会 各国のプレゼン後、JICA職員、筑波大学准教授も参加し活発な意見交換が行われた5月26日 金閣寺視察5月27日 社会福祉法人宝山寺福祉事業団(障害児福祉センター) 視察5月28日 平城宮跡視察5月28日 奈良県立障害者総合支援センター視察5月28日 理事長主催Farewell Partyにて総括報告会を行う

招聘事業
2019.04.17
117回アジア諸国社会福祉関係者招聘(2019年4月)
当アジア福祉教育財団では、アジア諸国において孤児、母子などの福祉事業に従事している関係者を日本に招聘し、日本と被招聘国相互の交流と啓発を図り、アジア諸国の福祉対策の向上に資するため、昭和53(1978)年以降、社会福祉関係者招聘事業を実施しています。 2019年4月10日から17日までインド、インドネシア、台湾、タイ、ベトナムの社会福祉関係者を招聘し、講義、施設視察、日本文化体験等の研修を行いました。 研修の詳細をご紹介いたします

難民支援
2022.05.24
2022年5月 定住難民の有志による記念植樹の式典
2022年5月15日(日)、品川区立八潮公園において、定住難民の有志による記念植樹の式典が開催されました。これは、2006年まで八潮公園の近くに設置され、インドシナ難民等の定住支援を行った「国際救援センター」(※)の修了生が、難民を温かく迎えてくれた日本政府と日本国民への感謝の気持ちを新たにするために、二本のハナミズキの植樹と記念碑の設置を行ったものです。当財団では、この式典が、定住難民の地域社会への参画と、日本人との相互理解と親睦を深めるために有意義と判断して資金援助等を行いました。 式典には、主催者である「日本在住ベトナム人協会」、「在日ベトナムカトリック共同体」、「在日本ラオス協会」、「在日カンボジアコミュニティ」、「カンボジア文化センター・クメールサマキ協会」、「ミャンマー少数民族の支援団体PEACE」「在日ビルマ市民労働組合」の代表や当財団役員、職員の他、本件植樹を支援してくれた品川区職員の皆様など約50人が参加しました。 現在、我が国には、インドシナ難民以外にも多くの難民とその家族の方々が定住し、それぞれのコミュニティを形成しておられます。当初、こうした難民コミュニティは保護と支援の対象でしたが、最近では、地震、台風など被災地でのボランティア活動や、コロナ禍で窮乏した留学生や技能実習生に対する支援など積極的な社会貢献活動を通じて、日本社会に参画しようとしておられます。 出身国が異なる難民コミュニティが進んで協力し、この記念植樹を行ったことの意義は大きいと考えます。当財団では、この記念植樹によって難民コミュニティと日本社会、難民コミュニティ同士の相互理解と親睦が更に深まることを心より希望しております。 (※)1983年から2006年まで品川区八潮に設置されていた「国際救援センター」は、23年間の活動期間において6,000人以上のベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマーなどの難民に住居を提供し、日本語教育、職業訓練など日本定住のために様々な支援を行ってきました。 記念植樹実行委員会代表の挨拶 はこちらからアジア福祉教育財団理事長挨拶 はこちらから在日カンボジアコミュニティ楠木理事長挨拶 はこちらから在日ビルマ市民労働組合代表の挨拶 はこちらから

難民支援
2022.03.02
難民コミュニティへのおくりもの
アジア福祉教育財団では、2021年12月5日、「第42回日本定住難民とのつどい」を開催しましたところ、本行事にご協力頂いているハウス食品様から、今年も3種類の食品のご寄贈を頂きました(こくまろカレー、とんがりコーン、苺フルーチェ)。これらの食品は、「つどい」に参加した10の難民自助団体を通じてそれぞれの難民コミュニティにお届けしました。各団体によれば、コロナ禍で職を失ったり、出勤シフトを減らされたりして暗い気持ちで年の瀬を迎えた人が多いなかで、これらのプレゼントは、大きな笑顔とたくさんの「ありがとう」で迎えられたとのことです。ここに、送られてきた写真とメッセージの一部をご紹介します。

難民支援
2021.10.28
第三国定住難民児童の補習教室視察
意見交換を終えて(於:「楽校」教室にて) (左から安細理事長補佐、藤原理事長、さぽうと21高橋理事長、同神保講師、同竹内事業担当) 日本政府は2010年度より第三国定住難民を受入れていますが、日本語の壁もあり、第三国定住難民児童、生徒は、定住地で通う小・中学校での学習に困難を抱えるケースが少なくありません。こうした現状に対応するため、アジア福祉教育財団は、2020年度の事前調査を経て、今年度、(社福)さぽうと21に資金援助を行い、千葉市内で第三国定住難民児童、生徒を対象とした補習教室を実施しています。同教室は、児童によって「楽校」と命名され、親しまれています。 そして、永らく続いた緊急事態宣言が解除されたこともあり、10月11日には、当財団藤原正寛理事長が、同教室の視察を行いました。当日は、主に6年生の学習日であり、講師及び学生ボランティアの方々が、来室した児童を個別に指導する様子を見学しました。当日はまた、(社福)さぽうと21の高橋敬子理事長も来訪くださり、「楽校」も含めた(社福)さぽうと21の外国人児童、生徒の学習支援の長年の取り組みについてお話をお伺いし、意見交換もすることができました。また、講師からは普段の児童の学習の様子、来室した中学生からは学校や部活動、将来の目標などについて直接話を聞くことができ、今後の当財団の活動を考えるにあたり、大変有意義な訪問となりました。高橋理事長をはじめ、ご協力をくださった(社福)さぽうと21の皆様、児童、生徒の皆様に感謝します。

難民支援
2021.07.30
東京及び関東近隣県に居住する ミャンマー難民コミュニティへの資金援助
2021年7月8日、NPO法人 PEAECのマリップ・センブ理事長と当財団の藤原正寛理事長は、2,000,000円の資金援助契約書に署名をしました。署名式は、新型コロナウイルス感染症拡大防止を考慮し、リモート形式にて開催されました。この事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、困窮している難民定住者などの救済を目的としており、PEACEによる東京及び関東近隣県に居住するミャンマー難民定住者などを対象とした食料や衛生用品等の援助を支援するものです。支援活動には、PEACE事務局の他、各地のミャンマー難民コミュニティのリーダー達が協力をすることになっているとのことです。 NPO法人 PEACEのホームページhttps://www.npopeacejapan.com/ 写真上:左からソウ・バ・ラ・テインPEACE副理事長、マリップ・センブPEACE理事長(モニター内)、 藤原正寛理事長、小川正史事務局長写真下:署名を終えた契約書をお互いに掲げるマリップ・センブPEACE理事長(左から2番目) と藤原理事長(右から2番目)(モニター内スクリーンショット)

難民支援
2021.07.05
群馬県などに居住するロヒンギャ難民コミュニティへの資金援助
2021年6月21 日、社会福祉法人 日本国際社会事業団(英略称:ISSJ)の永坂哲理事長と当財団の藤原正寛理事長は、1,225,000円の資金援助契約に署名をしました。 署名式は、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止を考慮し、リモート形式にて開催されました。 この事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、困窮している難民定住者などの救済を目的としており、 ISSJによる日本に滞在するロヒンギャ・コミュニティのメンバーを対象とした食料等の援助を支援するものです。 この資金援助によって、群馬県内を中心とした 首都圏、 及び一部中部地方に在住する子どもを含む約240人のロヒンギの人々に対し、米 、 野菜パッケージ、子供向けハラール菓子、衛生用品などが無償で配られます。 社会福祉法人 日本国際社会事業団のホームページ社会福祉法人日本国際社会事業団(ISSJ) 写真上:左から石川美絵子ISSJ常務理事、永坂 哲ISSJ理事長(モニター画面内)、藤原正寛理事長、 安細和彦理事長補佐兼総務部長写真下:署名を終えた契約書をお互いに掲げる永坂ISSJ理事長(モニター画面内)と藤原理事長

難民支援
2021.07.05
近畿圏内に居住する難民認定者及び難民認定申請者支援のための資金援助
2021年6月22日、大阪を本拠とするRAFIQの田中惠子共同代表と当財団の藤原正寛理事長は、200,000円の資金援助契約に署名を行いました。この署名式は、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止を考慮し、リモート形式にて実施されました。 この事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大によって困窮している難民定住者等の救済を目的としており、RAFIQでは、米などの食料品に加え、消毒液、幼児への紙おむつ、女性への生理用品の配布を行うものです。 この資金援助によって、大阪府を中心に近畿圏内に滞在する14世帯、約30名の難民認定者及び難民認定申請者に対し、食糧や衛生用品等が無償で配られます。 RAFIQのホームページRAFIQ(ラフィク)在日難民との共生ネットワーク 写真上:左から誉田由都子RAFIQ担当者、田中惠子RAFIQ共同代表(モニター画面内)、藤原正寛理事長、 小川正史事務局長写真下:署名を終えた契約書をお互いに掲げる田中共同代表(モニター画面内)と藤原理事長

難民支援
2021.06.18
群馬県カトリック伊勢崎教会付属ベトナム人コミュニティへの資金援助
2021年6月16日、群馬県カトリック伊勢崎教会付属ベトナム人コミュニティの朝倉 平(あさくら・びん)代表と当財団の藤原正寛理事長は、943,000円の資金援助契約に署名をしました。署名式は、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止を考慮し、リモート形式にて開催されました。 この事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、経済的に困窮している難民定住者などの救済を目的に、同コミュニティが実施する食料援助を支援するものです。 この資金援助によって、群馬県伊勢崎市を中心とした同県内及び一部の首都圏に在住するベトナムからの定住者や留学生、技能実習生など合計156人に対し、米、ナンプラー等の調味料、缶詰、即席麺などが無償で配られます。 【写真】 上段左:写真中央は署名済み契約書を掲げるカトリック伊勢崎教会付ベトナム人コミュニティの朝倉 平代表、 左はグエンV.リー前会 右はトランT. N. ハン会計担当上段右:同じく署名を終えた契約書をを掲げた当財団の藤原正寛(ふじわらまさひろ)理事長 下 段:署名式に同席した小川正史(おがわまさし)事務局長は、10月に当財団が主催する「日本語プレゼンテーション」について説明しうえで、伊勢崎ベトナム人コミュニティに対して同イベントへの参加を呼びかけました

難民支援
2021.06.16
一般社団法人カンボジア文化センタークメールサマキ協会への資金援助
2021年6月11日、一般社団法人カンボジア文化センタークメールサマキ協会の成瀬可顕(なるせよしあき)理事長と当財団の藤原正寛(ふこの事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、経済的に困窮している難民定住者などの旧事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大によって、経済的に困窮している難民定住者などの旧済を目的に、同団体が実施する食料援助を支援するものです。 この資金援助によって、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、群馬県等に在住するカンボジアからの定住者、留学生、技能実習生、約600名に、米、麺類、缶詰、野菜、調味料、感染予防対策としてマスク、アルコール消毒液などが配られます。 写真上部: 財団ビルでの署名式写真左から、カンボジア文化センタークメールサマキ協会 遠藤顧問、成瀬理事長、FWEAP藤原理事長、小川事務局長下部: コロナ禍における在日カンボジア人の生活状況を聴取する藤原理事長

広報・出版
2023.02.24
【広報誌】愛 第46号(2022年度)
アジア福祉教育財団は今年度の広報誌「愛」第46号を発刊いたしました。 本誌では、43回目の開催となる日本定住難民とのつどい、同日行われた難民定住者との意見交換会の模様、新たなイベントとして開催した日本語プレゼンテーション・コンテストの様子の他、2022年度の当財団の活動に関するご報告を掲載しております。―主な内容―ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◆日本社会と外国人受け入れ: コミュニテイを通じた包摂を あいさつに代えて 公益財団法人アジア福祉教育財団 理事長 藤原 正寛◆第43回 日本定住難民とのつどい 難民定住者との意見交換会 表彰式典◆日本語プレゼンテーション・コンテスト 第1回 日本と私たち 第2回 私たちの夢―こんな未来をつくりたい◆定住難民の有志による記念植樹式典を開催◆海外在住ネパール人協会日本支部と難民コミュニティの協力―献血活動への橋渡し◆第三国定住難民児童・生徒に対する補習教室への資金援助◆2022年度 アジア諸国社会福祉関係者招聘事業◆令和4年度文化庁長官表彰◆難民支援事業の概況 ― 令和4(2022)年を振り返って 難民事業本部◆2022年 財団の活動◆ご芳情とご支援 データはこちらよりダウンロードください。 また、無料で配布していますので、ご希望の方は e-mail またはFAXでお問合せください。e-mail: info@fweap.or.jp FAX:03-3449-0262 ※この冊子は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け作成されたものです。

広報・出版
2022.11.10
【広報誌】別冊 愛 Vol.11
アジア福祉教育財団は今年度の広報誌 別冊 愛(Vol.11) を発刊いたしました。今回の『別冊 愛』(Vol.11)では、まず表紙のデザインを改めて、本号でご紹介する方々のポートレート写真(「学習まんが」で紹介する方はイラスト画)をレイアウトしました。第1章では俳優として活躍されるサヘル・ローズさんによる難民や難民認定申請者への支援者としての体験談を、第2章ではミャンマーの少数民族として日本に暮らすロヒンギャの方々へのインタビュー/座談会を、そして第3章ではカンボジア難民として来日した後に日本に帰化されたチャン・ヴァン(日本名:石沢 司)さんのカンボジア伝統打楽器「キーム」の演奏者としての活動を、それぞれ紹介しています。 ―目次―はじめに第1章 《 インタビュー 》難民支援の現場と私の想い 俳優 サヘル・ローズ第2章 《 OUR STORY 》 《 インタビュー 》 ロヒンギャ難民の現状と想い 一般社団法人在日ロヒンギャコミュニティ代表理事 セイドル・アミン 《座談会》 私たちの日本での生活と課題 カディサ・ベゴム ほか在日ロヒンギャ女性 第3章 《学習まんが》 伝統楽器に願いを込めて NPO法人カンボジア支援センター 副代表 チャン・ヴァン 日本名:石沢 司 この冊子は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け作成されたものです。 冊子データはこちらよりダウンロードいただけます。また、紙媒体についても無料で配布しております。ご希望の方はFAXまたはe-mailでお問合せください。FAX:03-3449-0262 e-mail: info@fweap.or.jp

広報・出版
2022.02.28
【広報誌】愛 第45号(2021年度)
アジア福祉教育財団は今年度の広報誌「愛」第45号を発刊いたしました。本誌では、難民支援の在り方についての特別対談、新型コロナウイルス感染症の蔓延を踏まえた事業の様子、2021年度の財団の活動についてなどを掲載しております。 ―主な内容―ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◆ご挨拶 公益財団法人アジア福祉教育財団 理事長 藤原 正寛◆特別企画「難民支援の現状と未来 ~外国にルーツを持つ子ども達への学習支援の在り方~」 公益財団法人アジア福祉教育財団 × 社会福祉法人さぽうと21◆新型コロナウイルス感染症の蔓延を踏まえた事業◆第2回定住難民との意見交換会◆第 42 回日本定住難民とのつどいの開催◆難民児童・生徒に対する補習教室への資金援助◆難民支援事業◆その他財団の活動◆ご芳情とご支援 等ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーデータはこちらよりダウンロードください。 また、無料で配布しておりますので、ご希望の方はFAXまたはe-mailでお問合せください。FAX:03-3449-0262 e-mail: info@fweap.or.jp ※この冊子は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け作成されたものです。

広報・出版
2021.12.14
広報誌「愛」別冊(2021年度)
アジア福祉教育財団は今年度の広報誌「愛」別冊を発刊いたしました。 今回の冊子ではファッションデザイナーとして世界で活躍されているミャンマー出身の渋谷ザニーさんへのインタビュー、ベトナム出身で日本に帰化された武永医師からの新型コロナウイルス禍でのクリニックの様子、日本語教師として活動されている仙部さんの生徒とのエピソード、廣森相談員の難民への就労支援などを紹介しています。 ―目次―1.インタビュー 「渋谷ザニーへのインタビュー ~ミャンマーの現状と祖国への思い~」 ファッションデザイナー 渋谷 ザニーさん2.寄稿文 「コロナ禍の下で思うこと」 中井駅前クリニック 院長 武永 賢さん3.学習まんが 「なんみんと日本」4.My STORY 「武里日本語教室と私と生徒たち」 武里日本語教室 代表 仙部 孝一さん5. 寄稿文 「日本に暮す難民への自立に向けた職業相談と事例」 職業相談員 廣森 司さん この冊子は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け作成されたものです。 冊子データはこちらよりダウンロードいただけます。また、紙媒体についても無料で配布しております。ご希望の方はFAXまたはe-mailでお問合せください。FAX:03-3449-0262 e-mail: info@fweap.or.jp

広報・出版
2021.02.19
冊子「愛」 第44号
今回の冊子「愛」では、当財団の理事長とUNHCR駐日代表との特別対談、新型コロナウイルス感染症の蔓延を踏まえた新事業、難民支援の現状など2020年の活動を紹介しています。 年1回発行、A4版 ―目次―1.ご挨拶 公益財団法人アジア福祉教育財団 理事長 藤原 正寛2.特別対談「財団と UNHCR の連携深化による難民支援のこれから」 公益財団法人アジア福祉教育財団 理事長 藤原 正寛 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR) 駐日代表 カレン・マデリーン・ファルカス3.新型コロナウイルス感染症の蔓延を踏まえた新事業4.定住難民との意見交換会5. 第 41 回日本定住難民とのつどいの開催6.難民支援事業7.2020 年の財団の活動8.ご芳情とご支援9.機構図、役員等名簿 この冊子は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け作成されたものです。 無料で配布しております。ご希望の方はFAXまたはe-mailでお問合せください。FAX:03-3449-0262 e-mail: info@fweap.or.jp

広報・出版
2021.02.19
冊子「愛」別冊
今回の冊子「愛」別冊では、日本でご活躍されているイラン出身の女優、サヘル・ローズさんへのインタビュー、難民事業本部、佐藤千恵子相談員執筆の難民との様々なエピソード、模範難民定住者として表彰されたベトナム出身のフィン・ロン・クワンさんのご経験やご活動、同じく模範難民定住者として表彰されたユニクロで働くミャンマー出身のチン・ハウ・ルンさんのご活躍を描いた難民まんがを紹介しています。 年1回発行、A4版、日英併記 ―目次―1.リモートインタビュー 「サヘル・ローズへのインタビュー ~在日外国人の子どもの教育のあり方~」 女優 サヘル・ローズさん2.寄稿文 「相談の中の風景」 難民相談員 佐藤 千恵子さん3.MY STORY 「日本での定住30年を迎える」 模範難民定住者 フィン・ロン・クワンさん4.学習まんが 「なんみんと日本」 この冊子は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け作成されたものです。 無料で配布しております。ご希望の方はFAXまたはe-mailでお問合せください。FAX:03-3449-0262 e-mail: info@fweap.or.jp

広報・出版
2020.02.14
冊子「愛」 第43号
冊子「愛」 第43号アジア諸国福祉関係者招聘事業をはじめとする本部事務局の事業や、難民救援事業の現状などを紹介。年1回発行、A4版 ―目次―1.ご挨拶 アジア福祉教育財団理事長 藤原正寛2.特別寄稿「財団の忘れ得ぬ人々」 アジア福祉教育財団参与・一般社団法人通信研究会会長 亀井久興3.公益財団法人アジア福祉教育財団設立50周年、難民事業本部設置40周年記念式典を開催4.2019年度アジア諸国社会福祉関係者招聘事業 民間外交としての招聘とは5.第40回日本定住難民とのつどいの開催6.難民支援事業7.財団の動き8.ご芳情とご支援9.機構図・役員名簿 この冊子は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け作成されたものです。無料で配布しております。ご希望の方はFAXまたはe-mailでお問合せください。FAX:03-3449-0262 e-mail: info@fweap.or.jp

広報・出版
2020.02.13
冊子「愛」 別冊
2020年2月 冊子「愛」 別冊アジア諸国福祉関係者招聘事業をはじめとする本部事務局の事業や、難民救援事業の現状などを紹介。A4版 日英併記 ―目次―1.2018年入管法改正と多文化共生のこれから 筑波大学大学院准教授 博士(国際政治経済学) 明石純一さん2.ミャンマー情勢 元駐ミャンマー大使・元駐カナダ大使 田島高志さん3.MY STORY「伊勢崎カトリック教会を拠点としたベトナム難民としての歩み」 HOANG TRONG BINHさん4.「学習まんが」なんみんと日本 難民の人たちが日本で自立するための支援活動について、1つの例をマンガで紹介します この冊子は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け作成されたものです。無料で配布しております。ご希望の方はFAXまたはe-mailでお問合せください。FAX:03-3449-0262 e-mail: info@fweap.or.jp
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その他の動き
2023.03.10
藤原理事長の駐日スリランカ大使表敬訪問
ペレーラ大使執務室にて、左から藤原理事長、ペレーラ大使、河上事務局長 2023年3月8日、当財団の藤原理事長は、河上事務局長と共にスリランカ民主社会主義共和国(以下、スリランカと表記)の駐日大使館を訪ね、新任大使として1月19日に信任状の奉呈を終えられたE. ロドニー M. ペレーラ大使へのご挨拶を行いました。 ペレーラ大使は、スリランカの外交官として多くの国で勤務されており、2020年末までは駐米大使の職にあって、米国政府や国際機関等との調整役を務められました。 スリランカは、当財団がこれまで実施してきました「アジア諸国福祉関係者招聘事業」に、1980年10月実施の第6回招聘から参加しており、当財団として駐日スリランカ大使館とは大変親密な関係を有してきています。 今回の表敬訪問では、藤原理事長より当財団が今年9月に実施を予定している『特別招聘』のプログラムについて説明し、これに対しペレーラ大使より、スリランカとしても招聘事業への参加を積極的に検討したい、との発言がありました。

その他の動き
2023.02.27
伊藤UNHCR駐日代表との意見交換
2023年2月21日(火),伊藤礼樹(いとうあやき)国連難民高等弁務官(UNHCR)事務所駐日代表が,着任挨拶のため,当財団の藤原正寛理事長及び吉田朋之難民事業本部長を訪問しました。UNHCR駐日事務所からは阿阪奈美法務担当副代表が、当財団からは河上淳一事務局長が同席しました。 伊藤代表から,これまでの長年にわたる継続的なUNHCR駐日事務所への協力に対して謝意が述べられるとともに.当財団及び難民事業本部とUNHCRとの一層の協力関係を深めていくことを確認しました。 伊藤代表は,日本に難民が定住を開始して40余年が経過し,当財団が難民をはじめとする外国人住民の共生社会への包摂を目的に行っている難民コミュニティとの定期意見交換について関心を示されました。 これに対し藤原理事長は,今年の12月にジュネーブで開催が予定されている第2回グローバル難民フォーラムへの協力に関して,当財団として,広報誌への関連記事の掲載等により広報に協力していくことを表明しました。

その他の動き
2023.02.06
【スリランカ独立記念式典への財団河上事務局長出席】
2023年2月4(土) E. ロドニーM. ペレーラ駐日スリランカ大使夫妻主催により,都内において,スリランカ独立記念式典が開催され,当財団より河上淳一事務局長が出席しました。 ペレーラ大使は,2023年1月19日に,新任の駐日スリランカ大使として信任状を奉呈されたばかりです。 スリランカは、当財団がこれまで実施してきたアジア諸国からの社会福祉関係者の招聘事業の対象国のひとつであり,同事業を通じて当財団は,在京スリランカ大使館とも親密関係を有しています。 当財団としては、これまでのこうした関係を今後も維持しつつ、日スリランカ友好協力関係全体の発展に寄与していきたいと考えています。

その他の動き
2022.12.28
奥野ヘンロイご家族のご来訪
2022年12月26日、当財団に元カンボジア難民の奥野ヘンロイさんとご家族が訪問され、藤原正寛理事長、河上淳一事務局長他と面談し、会社の経営のことや生活状況などについてお話を伺いました。 奥野さんは、難民として来日し、大和定住促進センターで日本語等を学び就職しました。その後は奥野商事を立ち上げ、代表取締役として貿易や不動産経営などを営んでいます。新型コロナウイルス感染症の影響でマスクが手に入らなかった2020年5月には、当財団に大量のマスクを寄付してくださり、難民事業本部(RHQ)にて難民認定申請者の方々へお配(くば)りして活用させていただきました。 寄付の記事はこちらからご覧いただけます。 当財団としては、今後とも皆様のお力を借りて、難民定住者やコミュニティへの支援等に努めて参ります。 写真左から 河上淳一事務局長、藤原正寛理事長、奥野ヘンロイさん、奥野麗子さん、ご子息

その他の動き
2022.12.23
ジリアン・トリッグス国連事務次長/UNHCR高等弁務官補(保護担当)との意見交換
2022年12月19日(月)午後、当財団藤原理事長と吉田難民事業本部長は、来日中のジリアン・トリッグス(Gillian Triggs)国連事務次長/UNHCR高等弁務官補(保護担当)(Assistant High Commissioner for Protection)と意見交換を行い、当財団・難民事業本部が実施している難民の定住支援について詳細に説明を行いました。この意見交換には、UNHCR側からモニーク・ソカンUNHCRアジア太平洋地方局首席保護調整官が、また、駐日事務所のナッケン首席副代表及び阿阪副代表(法務担当)が参加しました。トリッグス高等弁務官補一行は19日の午前中に、最初の日程として千葉市を訪問し、神谷千葉市長と会談したほか、市内に在住している第三国定住難民、アフガニスタン条約難民、ウクライナ避難民と面会しました。これに対し吉田本部長からは、千葉にて高等弁務官補が面会した第三国定住難民は就労先でも指導的立場にあり生活が安定していることや、アフガニスタン条約難民は様々な国内の地方都市に住んでいるため難民事業本部が実施する定住支援プログラムにオンラインで参加していることなども説明しました。これに対しトリッグス高等弁務官補は、日本の定住支援プログラムが日本語教育・生活ガイダンスの授業に加え、健康管理や就職斡旋などを一体的に行うものであり、定住先でも継続的に生活支援、日本語学習支援のフォローアップを行っている実情を聞き、日本のきめ細やかな支援は諸外国にも類を見ない支援であると評価しました。この他、意見交換の席では、藤原理事長より当財団が外国人住民を包摂するインクルーシブな社会づくりを目的とした活動として、インドシナ難民の受け入れ以来、1万2千人以上にのぼる難民定住者を中心に、コミュニティ同士の相互扶助への支援、日本語プレゼンテーション・コンテストなど外国人と日本人の懸け橋になる人材の育成、難民の児童・生徒の学力向上のための補習教室の取り組みへ資金援助をしていることを紹介すると共に、日本で学校の勉強になかなかついていけない難民の児童・生徒の学力の問題は子どもの将来にもかかわる喫緊の問題であることを強調しました。トリッグス高等弁務官補からは、教育や雇用といった機会を通じたこれまでとは異なる難民支援のあり方について考え方が披露されました。これに対し、藤原理事長は社会が抱える労働力不足の問題への解決策として、外国人労働者の受け入れが期待されている。そのためには、難民をはじめ、外国人一人ひとりが違和感なく日本社会に溶け込んでいけるよう多文化共生社会をつくることは今後さらに重要な課題となる旨を述べ、当財団と難民事業本部は、日本政府の難民政策の動向に応じて、施策が円滑に実施されるよう、幅広く協力していく考えであることを表明しました。最後に、トリッグス高等弁務官補から、来年2023年12月にジュネーブで開催予定の「第2回グローバル難民フォーラム」に触れつつ、共同議長国である日本政府や当財団のようなステークホールダーの貢献に対する期待が表明されました。

その他の動き
2022.07.20
藤原理事長による避難民一時滞在施設の視察
アジア福祉教育財団では、日本政府の委託を受け、傘下の難民事業本部を通じて、身元引受人のいないウクライナ避難民の方々に対する支援を行っています。 これらのウクライナ避難民の方々には、日本到着後、当財団が委託業務の一環として確保した一時滞在施設に滞在していただき、食事の提供、生活費の支給などの支援のほか、健康情報を聞き取り、健康診断、病院受診に繋げるなどのきめ細かい健康管理を実施しています。さらに、在留資格変更(特定活動1年)、住民登録、国民健康保険交付、銀行口座開設などの諸手続の支援や、施設内で日本語講座を開講して、希望者に日本語講座を受けていただく機会を提供しています。 2022年7月8日(金)に当財団の藤原理事長と河上事務局長他が、ウクライナ避難民の一時滞在施設を視察し、日本語教室、ヒアリングルーム、客室、食事会場などを訪れたほか、ウクライナ避難民の方々と直接懇談する機会を設けました。 ウクライナ避難民の方々からは、「日本の文化や日本人の優しさに触れることができ、心が穏やかになった」「日本語を話せるので、通訳として同胞の避難民の役に立ちたい」など言葉がありました。 アジア福祉教育財団は、避難民の方々が安心して日本で一時滞在できるよう、こうした支援をこれからも進めていく予定です。

その他の動き
2022.04.25
NRNAの献血活動に対するVAJの協力
NRNAとVAJメンバーの交流 「海外在住ネパール人協会(NRNA)」の日本支部は、4月17日、日本社会への貢献の一環として、全国12か所の赤十字献血センターで献血活動を行いましたが、当日、新宿区の献血センターには「日本在住ベトナム人協会(VAJ)」の有志10数名が訪れ、この献血活動に参加してくれました。NRNAは、昨年12月にアジア福祉教育財団が主催した「第2回難民定住者との意見交換会」にゲスト・スピーカーとして参加し、VAJを始めとする難民コミュニティと知り合いになりました。そこで、この献血活動を行うに先立ち、当財団を通じて各難民コミュニティに協力を求めていたのです。日本には、ネパール、ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマーなど数多くの外国人コミュニティが存在しますが、一般的には、これらコミュニティ同士の交流はあまり行われていないようです。今回の活動は、こうした外国人コミュニティ同士が、当財団の呼びかけに応えて連携し、献血という社会全体への貢献活動に参加する良い例となりました。当財団では、今後とも、こうした活動を支援していく考えです。 10

その他の動き
2022.04.14
ベトナムの伝統行事 -ベトナム建国記念日の祝賀交流会-
旧暦3月10日は、ベトナム建国の祖「フン王」の命日で、ベトナムで最も重要な祝日の一つです。ベトナムの伝承によれば、フン王は紀元前2879年に「ヴァンラン」というベトナムで最初の国を建国した英雄で、多民族国家ベトナムの統合の象徴であるそうです。このお祭りは、旧暦のために毎年日付が変わり、今年は4月9日(日)に「日本在住ベトナム人協会(VAJ)」が、東京都大田区の集会所において、祝賀交流会を行いました。 まず、ベトナム伝統の先祖礼拝の儀式が行われ、次に来賓として、当財団の安細理事長補佐、アジア連帯委員会の鈴木事務局長、明治学院大学の長谷部准教授などがご挨拶しました。 南海会長代行の挨拶 当財団 安細理事長補佐の挨拶 約50名が参加
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その他の動き
2023.03.10
藤原理事長の駐日スリランカ大使表敬訪問
ペレーラ大使執務室にて、左から藤原理事長、ペレーラ大使、河上事務局長 2023年3月8日、当財団の藤原理事長は、河上事務局長と共にスリランカ民主社会主義共和国(以下、スリランカと表記)の駐日大使館を訪ね、新任大使として1月19日に信任状の奉呈を終えられたE. ロドニー M. ペレーラ大使へのご挨拶を行いました。 ペレーラ大使は、スリランカの外交官として多くの国で勤務されており、2020年末までは駐米大使の職にあって、米国政府や国際機関等との調整役を務められました。 スリランカは、当財団がこれまで実施してきました「アジア諸国福祉関係者招聘事業」に、1980年10月実施の第6回招聘から参加しており、当財団として駐日スリランカ大使館とは大変親密な関係を有してきています。 今回の表敬訪問では、藤原理事長より当財団が今年9月に実施を予定している『特別招聘』のプログラムについて説明し、これに対しペレーラ大使より、スリランカとしても招聘事業への参加を積極的に検討したい、との発言がありました。

その他の動き
2023.02.27
伊藤UNHCR駐日代表との意見交換
2023年2月21日(火),伊藤礼樹(いとうあやき)国連難民高等弁務官(UNHCR)事務所駐日代表が,着任挨拶のため,当財団の藤原正寛理事長及び吉田朋之難民事業本部長を訪問しました。UNHCR駐日事務所からは阿阪奈美法務担当副代表が、当財団からは河上淳一事務局長が同席しました。 伊藤代表から,これまでの長年にわたる継続的なUNHCR駐日事務所への協力に対して謝意が述べられるとともに.当財団及び難民事業本部とUNHCRとの一層の協力関係を深めていくことを確認しました。 伊藤代表は,日本に難民が定住を開始して40余年が経過し,当財団が難民をはじめとする外国人住民の共生社会への包摂を目的に行っている難民コミュニティとの定期意見交換について関心を示されました。 これに対し藤原理事長は,今年の12月にジュネーブで開催が予定されている第2回グローバル難民フォーラムへの協力に関して,当財団として,広報誌への関連記事の掲載等により広報に協力していくことを表明しました。

広報・出版
2023.02.24
【広報誌】愛 第46号(2022年度)
アジア福祉教育財団は今年度の広報誌「愛」第46号を発刊いたしました。 本誌では、43回目の開催となる日本定住難民とのつどい、同日行われた難民定住者との意見交換会の模様、新たなイベントとして開催した日本語プレゼンテーション・コンテストの様子の他、2022年度の当財団の活動に関するご報告を掲載しております。―主な内容―ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◆日本社会と外国人受け入れ: コミュニテイを通じた包摂を あいさつに代えて 公益財団法人アジア福祉教育財団 理事長 藤原 正寛◆第43回 日本定住難民とのつどい 難民定住者との意見交換会 表彰式典◆日本語プレゼンテーション・コンテスト 第1回 日本と私たち 第2回 私たちの夢―こんな未来をつくりたい◆定住難民の有志による記念植樹式典を開催◆海外在住ネパール人協会日本支部と難民コミュニティの協力―献血活動への橋渡し◆第三国定住難民児童・生徒に対する補習教室への資金援助◆2022年度 アジア諸国社会福祉関係者招聘事業◆令和4年度文化庁長官表彰◆難民支援事業の概況 ― 令和4(2022)年を振り返って 難民事業本部◆2022年 財団の活動◆ご芳情とご支援 データはこちらよりダウンロードください。 また、無料で配布していますので、ご希望の方は e-mail またはFAXでお問合せください。e-mail: info@fweap.or.jp FAX:03-3449-0262 ※この冊子は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け作成されたものです。

その他の動き
2023.02.06
【スリランカ独立記念式典への財団河上事務局長出席】
2023年2月4(土) E. ロドニーM. ペレーラ駐日スリランカ大使夫妻主催により,都内において,スリランカ独立記念式典が開催され,当財団より河上淳一事務局長が出席しました。 ペレーラ大使は,2023年1月19日に,新任の駐日スリランカ大使として信任状を奉呈されたばかりです。 スリランカは、当財団がこれまで実施してきたアジア諸国からの社会福祉関係者の招聘事業の対象国のひとつであり,同事業を通じて当財団は,在京スリランカ大使館とも親密関係を有しています。 当財団としては、これまでのこうした関係を今後も維持しつつ、日スリランカ友好協力関係全体の発展に寄与していきたいと考えています。

その他の動き
2022.12.28
奥野ヘンロイご家族のご来訪
2022年12月26日、当財団に元カンボジア難民の奥野ヘンロイさんとご家族が訪問され、藤原正寛理事長、河上淳一事務局長他と面談し、会社の経営のことや生活状況などについてお話を伺いました。 奥野さんは、難民として来日し、大和定住促進センターで日本語等を学び就職しました。その後は奥野商事を立ち上げ、代表取締役として貿易や不動産経営などを営んでいます。新型コロナウイルス感染症の影響でマスクが手に入らなかった2020年5月には、当財団に大量のマスクを寄付してくださり、難民事業本部(RHQ)にて難民認定申請者の方々へお配(くば)りして活用させていただきました。 寄付の記事はこちらからご覧いただけます。 当財団としては、今後とも皆様のお力を借りて、難民定住者やコミュニティへの支援等に努めて参ります。 写真左から 河上淳一事務局長、藤原正寛理事長、奥野ヘンロイさん、奥野麗子さん、ご子息

その他の動き
2022.12.23
ジリアン・トリッグス国連事務次長/UNHCR高等弁務官補(保護担当)との意見交換
2022年12月19日(月)午後、当財団藤原理事長と吉田難民事業本部長は、来日中のジリアン・トリッグス(Gillian Triggs)国連事務次長/UNHCR高等弁務官補(保護担当)(Assistant High Commissioner for Protection)と意見交換を行い、当財団・難民事業本部が実施している難民の定住支援について詳細に説明を行いました。この意見交換には、UNHCR側からモニーク・ソカンUNHCRアジア太平洋地方局首席保護調整官が、また、駐日事務所のナッケン首席副代表及び阿阪副代表(法務担当)が参加しました。トリッグス高等弁務官補一行は19日の午前中に、最初の日程として千葉市を訪問し、神谷千葉市長と会談したほか、市内に在住している第三国定住難民、アフガニスタン条約難民、ウクライナ避難民と面会しました。これに対し吉田本部長からは、千葉にて高等弁務官補が面会した第三国定住難民は就労先でも指導的立場にあり生活が安定していることや、アフガニスタン条約難民は様々な国内の地方都市に住んでいるため難民事業本部が実施する定住支援プログラムにオンラインで参加していることなども説明しました。これに対しトリッグス高等弁務官補は、日本の定住支援プログラムが日本語教育・生活ガイダンスの授業に加え、健康管理や就職斡旋などを一体的に行うものであり、定住先でも継続的に生活支援、日本語学習支援のフォローアップを行っている実情を聞き、日本のきめ細やかな支援は諸外国にも類を見ない支援であると評価しました。この他、意見交換の席では、藤原理事長より当財団が外国人住民を包摂するインクルーシブな社会づくりを目的とした活動として、インドシナ難民の受け入れ以来、1万2千人以上にのぼる難民定住者を中心に、コミュニティ同士の相互扶助への支援、日本語プレゼンテーション・コンテストなど外国人と日本人の懸け橋になる人材の育成、難民の児童・生徒の学力向上のための補習教室の取り組みへ資金援助をしていることを紹介すると共に、日本で学校の勉強になかなかついていけない難民の児童・生徒の学力の問題は子どもの将来にもかかわる喫緊の問題であることを強調しました。トリッグス高等弁務官補からは、教育や雇用といった機会を通じたこれまでとは異なる難民支援のあり方について考え方が披露されました。これに対し、藤原理事長は社会が抱える労働力不足の問題への解決策として、外国人労働者の受け入れが期待されている。そのためには、難民をはじめ、外国人一人ひとりが違和感なく日本社会に溶け込んでいけるよう多文化共生社会をつくることは今後さらに重要な課題となる旨を述べ、当財団と難民事業本部は、日本政府の難民政策の動向に応じて、施策が円滑に実施されるよう、幅広く協力していく考えであることを表明しました。最後に、トリッグス高等弁務官補から、来年2023年12月にジュネーブで開催予定の「第2回グローバル難民フォーラム」に触れつつ、共同議長国である日本政府や当財団のようなステークホールダーの貢献に対する期待が表明されました。

イベント
2022.11.22
「第43回日本定住難民とのつどい」 開催報告
2022年11月20日、アジア福祉教育財団は新宿区との共催で、新宿文化センターにおいて「第43回日本定住難民とのつどい」を開催しました。 午前の部として行われた「難民定住者との意見交換会」は今年度で第3回を迎えました。今年のテーマは「次世代が語る、私たちの思い ~難民コミュニティ団体の活動継承~」でした。参加者は、当財団と交流のある難民コミュニティの代表者や過去の表彰者など約30名、及び、新宿区、UNHCR駐日事務所、かながわ難民定住援助協会、日本国際社会事業団、国際日本語普及協会、さぽうと21、なんみんフォーラム、難民支援協会の皆さまにもご出席いただきました。また、オブザーバーとして政府関係者や国際機関、研究者の方には、別室にてモニターによる視聴をしていただきました。 意見交換においては、「在日カンボジアコミュニティ」八代まりなさんなど、難民コミュニティ団体の活動を創設者の世代から引き継いだ方々が、 活動に参加するようになった経緯や新しい取り組みなどについて語りました。また、昨年に引き続き、難民をルーツとするコミュニティ以外からもゲストスピーカーをお招きしました。今年は、日系ブラジル人が中心となって発足した「ABC ジャパン」安富祖樹里さんが、団体の活動の展開や活動を引き継いでいく上での気づきなどについてお話くださいました。 続く表彰式典では、新宿区の吉住区長、外務省の市川総合外交政策局長、出入国在留管理庁の菊池長官、UNHCR駐日事務所の阿阪副代表(法務担当)がご出席下さり、祝辞をいただきました。また、岸田内閣総理大臣、加藤厚生労働大臣、都倉文化庁長官の祝電が披露されました。 次に、表彰式が行われ、難民コミュニティの生活改善や地域社会との融和などに貢献した難民定住者に表彰状並びにトロフィーが、また、難民の就労に貢献した雇用事業主及び支援団体に対し感謝状とトロフィーが贈呈されました。 アジア福祉教育財団としては、今後とも、難民定住者の皆さまとの相互理解を深め、暮らしやすい環境を整える努力を続けていく所存であります。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。 【受賞者の紹介】DINH VAN PHAN(ディン ヴァン ファン)様 株式会社三友サービス 代表取締役 池田 伸聖様 特定非営利活動法人 PEACE様

広報・出版
2022.11.10
【広報誌】別冊 愛 Vol.11
アジア福祉教育財団は今年度の広報誌 別冊 愛(Vol.11) を発刊いたしました。今回の『別冊 愛』(Vol.11)では、まず表紙のデザインを改めて、本号でご紹介する方々のポートレート写真(「学習まんが」で紹介する方はイラスト画)をレイアウトしました。第1章では俳優として活躍されるサヘル・ローズさんによる難民や難民認定申請者への支援者としての体験談を、第2章ではミャンマーの少数民族として日本に暮らすロヒンギャの方々へのインタビュー/座談会を、そして第3章ではカンボジア難民として来日した後に日本に帰化されたチャン・ヴァン(日本名:石沢 司)さんのカンボジア伝統打楽器「キーム」の演奏者としての活動を、それぞれ紹介しています。 ―目次―はじめに第1章 《 インタビュー 》難民支援の現場と私の想い 俳優 サヘル・ローズ第2章 《 OUR STORY 》 《 インタビュー 》 ロヒンギャ難民の現状と想い 一般社団法人在日ロヒンギャコミュニティ代表理事 セイドル・アミン 《座談会》 私たちの日本での生活と課題 カディサ・ベゴム ほか在日ロヒンギャ女性 第3章 《学習まんが》 伝統楽器に願いを込めて NPO法人カンボジア支援センター 副代表 チャン・ヴァン 日本名:石沢 司 この冊子は、宝くじの社会貢献広報事業として助成を受け作成されたものです。 冊子データはこちらよりダウンロードいただけます。また、紙媒体についても無料で配布しております。ご希望の方はFAXまたはe-mailでお問合せください。FAX:03-3449-0262 e-mail: info@fweap.or.jp
刊行物・動画
Publications & Videos

広報誌
2023.02.24
【広報誌】愛 第46号(2022年度)
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広報誌
2022.11.10
【広報誌】別冊 愛 2022.10(Vol.11)
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広報誌
2022.02.28
広報誌「愛」第45号(2021年度)
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広報誌
2021.11.02
広報誌「愛」別冊(2021年度)
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広報誌
2021.02.02
広報誌「愛」第44号(2020年度)
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広報誌
2020.02.02
広報誌「愛」別冊(2020年度)
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広報誌
2019.02.02
広報誌「愛」第43号(2019年度)
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広報誌
2019.02.02
広報誌「愛」別冊(2019年度)
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動画・スライド
2023.02.27
【YouTube 動画】第3回 難民定住者との意見交換会
2022年11月20日、アジア福祉教育財団は新宿区との共催で、新宿文化センターにおいて「第43回日本定住難民とのつどい」を開催しました。同イベントで行った「難民定住者との意見交換会」では、難民コミュニティの代表、難民支援団体の方々、UNHCR、新宿区等の関係者が約40名あつまり「次世代が語る、私たちの思い~難民コミュニティ団体の活動継承 ~」をテーマに意見が交わされました。 当日の模様はYouTubeからご覧ください。 ▼チャンネル登録、グッドボタン、シェアをよろしくお願いします! https://www.youtube.com/@user-qf4ph2qc9u

動画・スライド
2023.02.15
第43回 日本定住難民とのつどい ダイジェスト版動画
https://youtu.be/huDovvxfSA0

動画・スライド
2022.11.02
第2回 日本語プレゼンテーション・コンテスト
https://youtu.be/2rWCX8YQYjQ

動画・スライド
2022.03.30
難民定住者との意見交換会 動画
https://youtu.be/cm20YVjqNIg もっと見るから目次がご覧いただけます

動画・スライド
2022.03.23
2022.2.20 プレゼンテーションコンテスト動画
https://youtu.be/qZhiH2mxZusもっとみる から目次がご覧いただけます

動画・スライド
2021.12.10
第42回 日本定住難民とのつどい
https://youtu.be/mET-MH-zs3Yもっと見るから目次をご覧いただけます

動画・スライド
2020.11.25
難民定住者との意見交換会記録
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動画・スライド
2023.02.27
【YouTube 動画】第3回 難民定住者との意見交換会
2022年11月20日、アジア福祉教育財団は新宿区との共催で、新宿文化センターにおいて「第43回日本定住難民とのつどい」を開催しました。同イベントで行った「難民定住者との意見交換会」では、難民コミュニティの代表、難民支援団体の方々、UNHCR、新宿区等の関係者が約40名あつまり「次世代が語る、私たちの思い~難民コミュニティ団体の活動継承 ~」をテーマに意見が交わされました。 当日の模様はYouTubeからご覧ください。 ▼チャンネル登録、グッドボタン、シェアをよろしくお願いします! https://www.youtube.com/@user-qf4ph2qc9u

広報誌
2023.02.24
【広報誌】愛 第46号(2022年度)
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2023.02.15
第43回 日本定住難民とのつどい ダイジェスト版動画
https://youtu.be/huDovvxfSA0

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2022.11.10
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2022.11.02
第2回 日本語プレゼンテーション・コンテスト
https://youtu.be/2rWCX8YQYjQ

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2022.03.30
難民定住者との意見交換会 動画
https://youtu.be/cm20YVjqNIg もっと見るから目次がご覧いただけます

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2022.03.23
2022.2.20 プレゼンテーションコンテスト動画
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2022.02.28
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アジア福祉教育財団は50年以上の歴史をもつ公益法人で、現在はアジア17か国からの福祉関係者の訪日招聘や、日本での難民の定住支援、社会的弱者支援のための資金援助などの活動を行っています。
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- (特非)日本在住ベトナム人協会(VAJ)
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